- ジャンル:
- Sid Meier's Game
- シリーズ:
- Sid Meier's Pirates!情報, Pirates!公式サイトから
- 種類:
- データ/資料
- 最終更新:
- 2005年11月22日 13時45分
- シリアル:
- 2004-06-09-09
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GameSpotに2ページにわたるSid Meier's Pirates!の開発者日記が掲載されています。Pirates!の副リードアーティストであるMarc Hudginsが、Pirates!の視覚デザインについて語るもの。これに関連して、スクリーンショット集には、Pirates!のコンセプトアートが5枚掲載されています。
抜粋
Pirates!のデザインをするのは、僕にとって大きなチャンスであると同時におおきな挑戦でもある。「スタイル」あるいは「ルックアンドフィール」と呼ばれるつかみどころのないものを定めるのがまず最初の挑戦であり、それはいまも継続している。これがSid Meierの、しかもPirates!というゲームであるということがデザイン中つねに重くのしかかっている。Sidがこのゲームに対して抱いているビジョンやトーンにルックアンドフィールを調和させるのが、僕の仕事の一部だ。
Sidの世界は、根性が入っていて、リアルで、蚊が飛び回っていて、壊血病が蔓延している世界ではない。そこでは歯は一本の欠けもなく清潔で、血はめったにあらわれず、そしてだれも死ぬことはない。Sidのカリブ海はいつも真昼の晴天で、女性は(「ふつう」の総督の娘ですら)美しく、ヒーローはヒーロー然としている。
Pirates!はErrol Flynnの映画や、Rackham, Pyle, Wyethの挿絵の入った本とおなじだ。
訳注:エロール・フリンはロビン・フッドの冒険・海賊ブラッドの主演をつとめた俳優。アーサー・ラッカムはピーター・パン・不思議の国のアリス等の挿絵画家。ハワード・パイルはロビン・フッドの愉快な冒険やHoward Pyle's Book of Pirates等の作者であり挿絵も描いた。N.C.ワイスはアーサー王と円卓の騎士・宝島等の挿絵画家。
コンセプトができあがったら、つぎは実際のゲーム要素のデザインがはじまる。Pirates!にはさまざまなものが登場するので、まずライティング・地形・キャラクター・船や舞台の一般的な雰囲気といった要素をできるだけ集めたパノラマ的な絵を描くところからはじめた。
ゲーム中に登場するすべてのものの調和がしっかりと取れており、おなじ世界に生きているように見えることに気を使った。
リードアーティストとしては、話しあってこのゲームのスタイルをチーム全体に行き渡らせ、ゲームの要素がひとつの手で作り上げられたように見せることがもっとも難しい挑戦だ。このためには絶えず話しあい、レビューしあい、検討しあうほかに道はない。
チームに参加する各アーティストは、それぞれ均整の取り方や構図、色合いに関する感覚が違う。それらを伸ばすこと、薄めること両方がリードアーティストの仕事だ。チームメンバーの長所と弱みを把握するのが、リードをとるものの主な仕事になる。
我々の仕事は世界に息を吹き込み、デザイナーが創った世界にプレイヤーを引きつけることだ。これはゲームデザインやコーディングに負けず劣らず重要な仕事だと僕は思う。
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