- ジャンル:
- Sid Meier's Game
- シリーズ:
- Civilization IV/Civ4情報, Civ4戦略情報
- 種類:
- データ/資料
- 最終更新:
- 2006年02月20日 19時16分
- シリアル:
- 2006-02-20-05
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CivFanaticsのCiv4戦略記事フォーラムから、eben氏によって書かれたMonarch strategy--condensedというタイトルの記事を翻訳してみます。君主 (Monarch) レベルでプレイする上での方針を解説した記事です。
要訳
初期の拡張
ひとつのポイントとして明白なのは森林伐採だ。君主以上のレベルで森林伐採が必要なことに議論の余地はないと思う。問題は、どの程度まで領土を拡げるかという点にある。広大な土地をつかんで小規模な都市たくさんと高い維持費に対抗するか、それとも中核となる3〜4都市でストップして、都市の育成に専念するかだ。
私の経験では、都市ひとつにつき労働者を2〜3体用意して森林を大量に伐採し、よい場所を3〜4ヵ所入植で押さえるまでつづけるやりかたが極めてうまくゆく。不思議のためにいくらか森林を残しておく。中核都市で森林伐採すると、生産・商業・偉人生産の3つをすべて強力に立ち上げられるのがポイントだ。
もちろん、それより優先すべきなのが資源だ。もし、初期時点で小規模に留まるつもりなら、経済と生産の発展後に敵領土を奪ってさらなる拡張を進めるために、銅または(なるべくなら)鉄の確保が必須である。石材と大理石も、初期不思議の建設に深く関連することから、おおきな差異に繋がる。
中核都市の建設が終わったら、中央部に将来的な都市建設予定地として空き地を残したまま、「外周」部分にもう2〜3個都市を建設しておくことをおすすめする。このやり方を使えば、できるだけ広範囲に国境を拡げながら、あとで間を埋めることができる。もちろん、これは理想論なので、実際にはそのようなスペースが見当たらない場合も多いだろうが。
ここまで来たら伐採によるラッシュはめったに使わない。しかし、重要地点への入植をほかの文明と争っている場合は話が別だ。ここで鍵になるのは維持費。技術開発の進みぐあいと国境都市の防備の進展度を考慮しつつ、維持費を見て決断を下す。軍事ユニットが国境の敵にくらべて極めて弱いか、時代遅れである場合は、より強力な軍事力または技術を入手するまで待機するのが賢明であろう。
都市計画
私がフォーラムの書き込みから得た最大の学習は、都市の特殊化の価値だった。一般的には、都市1つを偉人生産に、2つを生産都市に、3つを商業都市にするのが良いと思う。
偉人用の都市は、専門家をたくさん設置できるよう、食糧生産に余裕のあるところがよい。同時に生産を進めるため、丘陵がいくつかあれば理想的だ。生産用の都市は鉱山を設置済みの丘陵をいくつかと、うまく都市を回すのに必要なだけの農園を設置する。商業用の都市に設置するのは、もちろん一軒家 (cottage) だ──財政的 (Financial) の特性を持つ場合は、すでに商業を産み出しているタイルに設置するのが理想的である。食糧生産が +3 になる程度に農園を設置しておくと良いだろう。
都市の役割を定めたら、その役割に沿うように国不思議や大不思議を設置し、財政や研究(そして、文化勝利を目指している場合は文化)をブーストするように偉人のスーパー専門家を設置する。不思議の建設には偉大な技術者を使う。
初期の不思議
これは石材と大理石にかかっている。どちらも入手できない場合は、この難易度で初期の不思議を建設する価値があるかどうかは疑問だ。逆に、両方とも入手できたなら、プレイヤーはかなりの優位を築くことができる。
ストーンヘンジの建設は石材がない場合でもあまりにも簡単なので、無視するのは狂気の沙汰だ。AIは優先的に建設しないようだが、この不思議は、領土を守り敵を押し返すために不可欠な存在である。オベリスクを建設しなくても、新都市で国境が拡がるのも美味しい。特に、最後に建設する国境際の都市にとっては、おおきな価値がある。
石材を持っているなら、大量の森林伐採が必要だとしても、ピラミッドを無視するのは難しい。敵と競争になって負けることが多いので、私はいつもピラミッドのために森林を保存しておく。ゲーム初期に代議制 (Representation) に移行できる恩恵は多大だ。幸福度の追加により、中核都市の出力は阻害されず、生産・研究や軍事が促進される。専門家のビーカーボーナスは、(この時点になれば偉人生産用の都市も立ち上がっているだろうから)長い目でみれば技術的な優位を築くための第一歩となる。アレクサンドリア図書館 (the Great Library) を建設し、かつ/または重商主義 (Mercantilism)の公民を採用すれば、急成長まちがいなしだ。
アポロ神殿 (the Oracle) も良い。大理石があれば、生産用の都市でこの不思議を建設するのは簡単だろう。いくつか森林を伐採できればなお良い。アポロ神殿は無料技術を提供するので、(AI文明の進展具合いにもよるが)宗教を創始できる可能性がある。いちばん開発費用の高い技術を入手するのも助けになる。
最後にプレイしたゲームでは、私は第3都市の入植前に、この3つの不思議すべてを建設することができた。開始地点のすぐそばに大理石と石材両方があるという幸運に見舞われたからだが、これには開始地点が孤島だったことも関連しているのかもしれない。(私の考えでは、孤島スタートの文明は、資源や地形で埋め合わせされるように設定されているのだと思う) 不思議建設のために拡張を犠牲にする必要があったが、見返りは十分すぎるほどだった。ほかの文明がこちらの島を見つけた頃には、私は首位に立っていたのだから。
宗教の布教
宗教の布教は、以下のような理由で優れている。
- 自文明で創始した宗教であるなら、布教は金銭を意味する。もし自分で創始したものでなくても、聖都を押さえれば金銭ボーナスを入手できる。
- 外交! 同盟はほとんど常に宗教に沿って組まれる。計画を立てて、強力な文明のなかにひとりだけでも友人をつくっておくこと。こちらが能動的に布教を進めるつもりなら、相手と同じ宗教へ改宗するのは苦痛にならない。
- 諜報効果。布教に成功すれば、都市と都市周囲の視界を得ることができる。
- 文化:3つの宗教を自国内で布教することが、文化勝利への鍵となる。(下の文化勝利の項を参照のこと)
外交
これに関しては目新しい話題はない。強い文明と同じ宗教に改宗し、(こちらに損がある場合でも)定期的に取引して、彼らの望む(重要技術以外の)ものを貢物として渡す。金銭を大量にため込んで、戦争の扇動その他の計略に利用する、などだ。
私の印象だと、君主レベル以上で外交勝利するのは極めて難しい。だが、ほかの人にはほかの考えがあるかもしれない。
島マップ
以前、私はゲームが孤島スタートであると知るやいなや、ゲームを再生成するのを常にしていた。だが今は違う。島マップでの孤独なスタートには、ふたつのおおきな利点がある。蛮族をやっつける以外に、軍事に費やす資金や研究をカットできることと、急いで拡張に走る必要がないことだ。ゆっくり拡張できるのがどれほどの利益になるか、私は実際に試してみるまで気がつかなかった。つまりこれは、島全体に領土を拡げるまで、科学税率を70〜80%のままキープできることを意味する。初期技術の交換ができないことを補ってあまりある利益だ。
欠点は、(さきほど述べたように)AI文明との初期技術・資源の交換がまったく不可能なことと、島全体まで領土を拡げたあとは、拡張が文字通り壁にぶつかってしまうことだ。
2つの理由から、孤島スタートは文化勝利向けの設定だと私は考える。ひとつは、軍事や防御を考慮する必要がないところから、文化重視の技術開発や、公民・不思議の選択ができること。もうひとつは、どちらにせよ技術ツリーの3分の2を開発し終わった時点で文化税率を90〜100%に持ってゆく必要があるので、技術競争に参加する必要がないことだ。
文化勝利
フォーラムである投稿を読むまで、私は高難易度で文化勝利が可能であると思っていなかったし、プレイするのがどれだけ楽しいものであるかも知らなかった。申し訳ないことに投稿者を忘れてしまったのだが、おおまかに説明するとこういう戦略だ。
- 予定として、9個以上の都市を建設する。一部は屑のような都市でもかまわない。くわしくは後述。
- 早期に演劇 (Drama) を入手して、劇場 (theater) の長期保有効果をはやめに有効化する。
- 偉大な芸術家専用の偉人生産都市を最低1つ建設する(適切な不思議を1〜2つ建設するだけで十分なはず)
- はじめから、文化勝利のための都市を3つ選んでおき、文化を最大まで高めるために国/大不思議を建設する。3つの都市は、それぞれ、生産・商業・偉人に特化させておく。
偉人都市には、文化を生産する専門家を山ほど配置(どちらにせよ、偉人を産み出すためには専門家を配置する必要がある)。生産都市では文化レートを向上させる不思議を建設し、商業都市では、金銭と偉大な技術者による緊急生産を使って、その都市自体の文化を向上させる不思議を建設する。
- ゲーム初期のうちから、偉大な芸術家を数体、スーパー専門家として文化勝利用の都市に参加させる。ただし、3体程度の偉大な芸術家を、ゲーム終了まぎわの文化爆弾用に保存しておくように。長い目でみれば、文化爆弾の効果はスーパー専門家よりも小さいが、どの都市にブーストが必要になるか、あとになってみないとわからない場合もある。
- 9都市すべてに、国教以外の宗教を最低でも2種類布教する。宗教は、都市の文化に50%ボーナスをあたえる「上級」宗教施設をそれぞれ持っている。ここでポイントなのは、ある宗教の寺院3つにつき、その宗教の上級施設が1つ解禁されるというところだ。これが9都市を最適とする理由である。おそらく12都市では維持費が大きすぎる。
9都市のうちいくつかは数合わせ以外に意味がないので、入植はあとまわしにしてもかまわない。大事なのは、すべての都市に寺院を建設することだけだ。9つすべての都市に3つの宗教を布教すれば、文化勝利用の都市3つに、上級宗教施設をすべて建設できる。
(訳注:上級施設を解禁する施設数は、マップの大きさによって変化したはず)
- ライフル兵を解禁したら、科学税率を0%(どうしても必要な場合は10%)まで落とし、文化税率を最大まで高める。プレイヤーが技術競争でいいところを押さえていれば、AI文明に歩兵や戦車が登場する頃には、事態は彼らにとって手遅れになっているはずである。プレイヤーがいるのが孤島ならもっと簡単だ。たくさんの都市で富 (Wealth) を生産すれば、文化税率を高いままで保つ助けになる。
上の戦略は、君主レベルでの孤島スタートで完璧に動作した。私がゲームを終えたのは1950年代前後だったが、そのときAIの宇宙船は、まだ完成には程遠かった。弱小AI文明がいくつか戦争を仕掛けてきたが、こちらは和平が可能になる時期まで上陸隊を撃退することができた。頭を悩ませたのは、いかにして偉人生産用の都市から偉大な芸術家だけが誕生するように調整するかという点と、ほかの文明と接触を取るまで、国教以外の宗教を布教できないという点だった。
エリザベスはまさに文化勝利のための指導者だと思う。財政的の特性により、いい感じに技術開発をすすめることができるうえに、ゲーム終了前に文化税率を極限まで高めたときの恩恵も大きい。哲学的 (Philosophical) の特性は、偉大な芸術家や、技術開発または文化不思議の急造に使用するその他の偉人の生産に向いている。そして、固有ユニットの赤服兵 (redcoat) は、ライフル兵を代替する。完璧だ──ライフル兵こそ、こちらが必要とする最良のユニットなのだから。
最低限しか戦争を起こさず、ゲーム中盤から後半にかけての技術競争を気に病む必要がないこの種のゲームは、非常に楽しい。軍事ユニットや戦争が少ないのでゲームの進行が速く、建設や研究、偉人の配置などの戦略的な要素が多いので、退屈することもない。ただ、得点は思わしくない──ツリーの3 分の2の時点で研究をストップしてしまうからだ。
おまけ:死のクレムリン
名前がかっこいいので載っけてみた。私はこの戦略をいちども使ったことがないが、元の投稿者は、この戦略を君主レベルで常用しているそうだ。
できるかぎり一直線に共産主義 (Communism) に直行する。国庫に金銭を貯めておくのを忘れないこと(研究の終わる数ターン前に科学税率を下げて、国庫に金を貯めておくと良い)。クレムリンを緊急生産し、次のターン、科学税率を0%にする。手持ちの都市すべてで財政関係の施設の建設を始め、急造コスト-50%というクレムリンの効果を生かして、これも次のターンに緊急生産する。可能なかぎり科学税率を0%に抑えたまま、買収につぐ買収を重ねるという戦略だ。
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