Civ4戦略情報:軍事技術優位による間の良い拡張

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ジャンル:
Sid Meier's Game
シリーズ:
Civilization IV/Civ4情報, Civ4戦略情報
種類:
データ/資料
最終更新:
2006年02月18日 16時04分
シリアル:
2006-02-18-05

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CivFanaticsのCiv4戦略記事フォーラムから、maltz氏によって書かれたTiming expansion with military tech leadという記事を要訳してみます。どのユニットが生産可能になったら敵に攻撃をかけるか、そのためにはどのように技術を開発すればよいかを指南した記事です。

要訳

この戦略は、多くの文明がひとつの大陸に同居するマップでうまく動作する。軍事ユニットの面で優位ができ次第、犠牲者となる隣人に襲いかかるのがこの戦略の基本だ。相手にラッシュをかけ、完全に破壊してから、次の犠牲者を滅ぼすための技術優位を待つことになる。

相手を完全に破壊するのは非常に重要である。さもなければ、元の文明の文化圏によって市民が労働可能なスペースが削られ、あたらしく生まれる市民が不幸になってしまうからだ。

軍事技術優位とはなにか?

斧兵(青銅器)

斧兵 (Axeman) は古代におけるもっとも強力かつ多才なユニットで、銅または鉄を保有していれば生産できる。野戦において、斧兵を効率的にカウンターできるユニットは、同じ斧兵以外に存在しない。攻城戦においては、斧兵はあまり効率的とは言えないが、数が多い方が勝つのが勝負の常だ。

つねに青銅器 (Bronze Working) を最優先の技術とせよ。そして、隣国へ斧兵を流れるように送りつづけるために、見つけた森林はすべて切り倒せ。古代に隣人を倒してしまえば、ゲームに半分勝ったも同然だ。AIが好んで作成する剣士 (Swordman) は、斧兵にかかればもろい。

馬資源はあるが銅が見つからない場合は、騎馬弓兵 (Horse Archer) を使う手もある。ただし、騎馬弓兵を生産できるようになるまでには斧兵よりも時間が必要な上に、騎馬弓兵は槍兵 (Spearman) に弱い。AIの都市はつねに槍兵を1体備えている。1体だけ、ではあるが。

鎚鉾兵 + カタパルト(オプション)

斧兵による早期ラッシュを逸した場合は、こちらを狙うしかない。威力8の鎚鉾兵 (Maceman) は、威力3の弓兵 (Archer) を難なく倒す。この時点になると、敵都市はある程度固い防備を備えているだろうから、カタパルトは助けになる。

ただし、カタパルトを生産するのは、そのための時間がある場合だけでかまわない。つまりこれは、こちらが鎚鉾兵を揃えるのが早いか、それとも敵の長弓兵 (Longbowman) の開発が早いかの勝負だ。まず鎚鉾兵の大群を弓兵で守られた敵都市へ送り込み、弓兵が長弓兵に変身する瞬間に備えてカタパルトを準備する、というやり方がおすすめだ。AIはユニットのアップグレードに非常な割り引きがあることに注意。高難易度になると90%近い割り引きがある。

擲弾兵 + カタパルト

威力12の擲弾兵 (Grenadier) とカタパルト対、威力6の長弓兵・戦闘象 (War Elephant)・騎馬弓兵の戦いになる。この組み合せの実現は難しくないので、長期間にわたって優位を維持できれば、中世に大陸をまるごと占領するのも夢ではない。

歩兵 + カノン砲/野戦砲

威力20の歩兵 (Infantry) と、威力12のカノン砲 (Cannon) または威力18の野戦砲 (Artillery) の組み合せで、対するは擲弾兵だ。勝利はまちがいない。そしてこの先には戦車が控えている。

これ以降

もちろん、これ以降にも軍事技術優位の状況は登場する──が、上の4つの優位を生かせていれば、この時点でプレイヤーは非常に強力になっているはずだ。これ以上のアドバイスは必要ないだろう。

いかにして軍事技術優位を確立するか

この戦略をとるにあたっては、必要な軍事技術へ直進し、経済・政治・宗教のようなほかの分野を犠牲にする必要がある。まず軍事が先。ほかの分野は、帝国が拡大して収入が増えてから開発すればよい。

優位のある軍事ユニットを生産するために必要な技術は以下の通り。拡張の機会を逸した場合、技術ツリーのほかの枝で先回りする必要があるかもしれない。

  • 斧兵:青銅器
  • 鎚鉾兵:公務員 (Civil Service) と機械 (Machinary)
  • カタパルト:建設 (Construction)
  • 擲弾兵:火薬 (Gunpowder) → 化学 (Chemistry)
  • 歩兵:流れ作業 (Assembly Line) と施条 (Rifling)
  • カノン砲:鋼鉄 (Steel)
  • 野戦砲:ロケット工学 (Rocketry)

そしてユニットが解禁されたら、即座に生産を始める──と考えたかもしれないが、そこは違う。生産を待っているあいだに優位が消えてしまうからだ。

実際には、ユニットが解禁されたら、即座に既存のユニットをアップグレードする──というのが正しいやり方だ(例外はカタパルトの生産時だけだが、相手がただの弓兵である場合にはカタパルトは必要ない)。つまり、優位ユニットの解禁時に、プレイヤーは国庫に金銭を貯めておく必要がある。このためには、低位技術を弱小文明に売却したり、科学税率を一時的に低下させて金銭を貯蓄するなど、さまざまな方法があるだろう。

備考

  1. 隣人との技術優位は微妙なバランスのうえに成り立っているので、拡張しすぎると維持費で首が締まってえらいことになる。都市を占領せずに破壊する選択肢もあるが、空き地にAI文明が入植者を送り込んできた結果、将来的にもっと危険な状況が生まれるかもしれない。
  2. 戦争を始める前に、近隣の文明の態度を調査せよ。プレイヤーに苛立っている文明があれば、まずそいつを殺せ。プレイヤーに満足している文明は、潜在的な同盟相手である。買収して戦争に参加させられるかもしれない。プレイヤーが戦争を始めてからAI文明を引き込むほうが、まずAI文明に戦争の口火を切らせるよりも安くあがる。近隣文明と同じ宗教に改宗することで、彼らの態度を軟化させる手もある。

    AI文明がどのような傾向を持っているかを押さえておくこと。まったくもって信用ならない文明もいれば、信頼関係を築けばすぐれた同盟相手となる文明もいる。あらかじめ計画を立てておいたほうが良い。

  3. 戦争と戦争の間には、銀行制度 (Banking) のような金銭を増やす技術の開発を重視せよ。高難易度になると、技術取引による金銭入手は難しくなる。自分でお金を稼ぐしかない。
  4. 最初に技術優位を確立できなければすべてが無駄になる。肥沃な土地に都市を建設できれば技術優位を得られるが、高難易度になると、そういう場所は隣人に取られてしまう。ではどうするかというと……斧兵ラッシュしかない。

    斧兵ラッシュのあとは、鬼のような技術取引だ。1,000ビーカーの技術を800ビーカーの技術としか交換してもらえないのは腹立たしいが、すべて自力で開発するよりはましだ。

  5. 高難易度では、ほかのAI文明が開発しない技術をまず入手して、技術取引によって相手との差を埋めるやり方が良いかもしれない。開発候補としておすすめなのは演劇 (Drama) や音楽 (Music) だ。これらの技術を取引して、開発できなかった下位技術を入手する。AI文明は宗教を取るために法律 (Code of Law) ルートを重視するので、プレイヤーまで法律を研究していたら、交換できるものがなくなってますます遅れてしまう。
  6. 軍事技術を取引対象にしないこと! AI文明は頻繁に技術取引をおこなっている。こちらに優位をもたらす軍事技術はなんとしても独占しなければならない。


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