- ジャンル:
- Sid Meier's Game
- シリーズ:
- ゲームプレイ日記
- 種類:
- 読みもの
- 最終更新:
- 2006年10月24日 23時36分
- シリアル:
- 2006-10-23-02
| << Railroads! 今日の感想 | もくじへ戻る | Railroads!のReadmeから:トラブルシューティング >> |
| この章のはじめへ戻る |
前に戻る
北米で17日に発売され、日本語版もアナウンスされたばかりのSid Meier's Railroads!のスクリーンショットを、ゲームシステムの解説をまじえながら紹介してみます。
タイトル画面。背景は静止画ではなく、汽車が駅に停車してはまた走り去るという周回アニメーションを繰り返します。
シナリオ選択中の画面。マウスホイールを回すと、現在アクティブな項目のオプション間をすばやく周回できます。(たとえばマップがアクティブになっている場合は、ホイールを回すとマップが次々と変更される)
GUIのプラットフォームとして使用されているのは、Civilization IVでも採用されているScaleform. 全般的にアクセシビリティが高く、必要な情報にアクセスできない、あるいはアクセスしづらくてイライラするという感覚は皆無です。


シナリオ画面では、開始年代や難易度のようなオプションを変更可能。開始年代は、ゲーム開始時に利用可能な機関車の種類に影響をあたえます。初期の時代であるほど機関車は低性能で、時代が進むほど新しい高性能の機関車が利用可能になるが、そのかわり購入費用や維持費も高額になる仕組み。
難易度は投資家 (Investor), 資本家 (Financier), 大者 (Mogul), 鉄道王 (Tycoon) の4種類。難易度が上がると、初期保有の金銭と株の保有率が下がり、線路敷設や機関車の購入・維持に必要な経費が上昇、貨物・乗客配送から得られる利益が減少します。

ゲームを開始・ロード中の画面。ゲームに登場するAI資本家や、発明に関する情報が表示されます。画面下部に表示される「蒸気を起こしています」等のメッセージは、じつはプログレスバーに見せかけたただのジョーク。(シムシティ4にも似たようなジョークがありました)

シナリオ開始時のメッセージ。時代背景などの情報が紹介されます。「時は1850年。近年起きたふたつの出来事により、合衆国のありようは永遠に変化してしまった。最初は、カリフォルニアがこの成長しつつある国家に参加し、この国が海と海の間にひろがる国家となったことだ。もうひとつは、これらの新領土で金が発見されたこと。一攫千金の夢が、この荒れ地をものともしない、勇気あるすべてのものに開かれたのだ」

[F3]でアクセスできるシナリオ目標画面。シナリオにはさまざまな目標が課されており、達成すると得点にボーナスが入ります。
ゲームの勝利条件は、
- 終了年代に到達する
- 目標をすべて達成する(目標勝利)
- (ほかの実業家がゲームに参加している場合)ほかの実業家全員を駆逐する(独占勝利)
の3種類。栄誉の殿堂で上位に入るうえでも、目標達成は欠かせません。
追記:情報を訂正しました。Readme.htmに記載されたマニュアル正誤表によると、ゲームでは「目標勝利」と「独占勝利」の両方が最初から有効にされており、最初にどちらかの条件を達成したプレイヤーが勝利者となるそうです。
また、ゲーム中には、これら大規模な目標以外にも、「○○の町に石油を○両最初に届けたプレイヤーに金銭ボーナス」といった小規模な目標が、新聞形式で提示されることがあります。新聞形式で登場するイベントにはさまざまなものがあり、特定の物資の価格が上下したり、株価が乱高下することも。
ゲームの中心となる、線路を敷設している画面。Railroads!で線路を引くには、既存の線路の端または中間部をクリックしてから、目的地へマウスを移動させるだけ。マウスポインタの位置に応じて自動的に青写真が更新されます。

マウスポインタの近くには、建設に必要な費用(盛り土や森林伐採のような地形変更のコストと、橋のような構造物建設のコストの2種類)と、青写真の線路を設置した場合における許容最大速度(カーブがきつくなると最大値が下がる)、開始地点との高度の差(この場合は「おだやかな登り坂」)が表示されています。
緑の円は、産業と都市の有効範囲を示したもの。この範囲内であれば、駅の設置が可能です。Railroads!の良いところのひとつは、線路設置の際、産業や都市の建物を回避したり、あるいは破壊する必要が無い点。線路にあわせて、産業や建物が自動的に場所を変えるのです。これはなかなか便利。

青写真の表示中に[+][-]キーを押すと、線路の高度を上げ下げすることができます。[Enter]でデフォルト高度への復帰が可能。線路の敷設は、左クリック1発で即座に完了します。設置した線路の終点部があらたな起点となるので、左クリックを続けてゆくだけで、簡単に線路を敷設できます。キャンセルは右クリック1発。(右クリックによるキャンセルはゲームの大半の部分で有効です)
別の線路を敷設中の場面。青色で表示されている線路は、すでに敷設済みの部分。青はプレイヤーカラーで、ほかの実業家の線路は別の色で表示されます。右下の山は産業の一種で、このアメリカ南西部シナリオの特色である金山。鉱石 (Ore) を製錬所 (Smelter) に運ぶと金塊 (Gold) となり、金塊を大都市へ運ぶと、大量の金銭収入が得られます。(だからアメリカ南西部シナリオは初心者向け)
線路は最初の建設こそ容易ですが、以下の制限があるため、あとから拡張しようとすると簡単に混乱に陥ります。
- 信号が自動で設置され、簡単に削除できない
- 信号のみを手動で設置または削除する方法がない
- 信号は1通‐1通、2又‐1通のものしか用意されていない
- X字型の交差ができない
- 線路の選択した部分を削除できる機能があるのだが、併走した二本の線路に分岐をつくると、直線部分を削除しないかぎり、線路の交差した部分を選択できない
- 線路が機関車の経路に当たる場合、枝葉の部分は削除できるが、本線は、たとえポーズ中であってもけっして削除できない。つまり、拡張で複雑化した線路をいったんすべて削除し、綺麗なものにつくりかえることができない
- 上の条件により、本線だけでなく、削除できない分岐も存在することになる

無計画に線路を拡張してゆくと、微妙なタイミングの違いにより、無数に設置された信号間で矛盾が起きて、列車が永遠に立ち往生してしまうこともしばしばです。中核部となる大都市の周辺では、最初から計画的に線路を敷設しておくべきでしょう。
また、Railroads!では、どこにでも自由に線路を設置できるわけではなく、あらたに線路を設置する際は、かならず既存の線路の拡張でなければならない点にも注意してください。
機関車のルートを設定中の画面。ミニマップ上に都市や線路、駅が図示されています。白い大丸が都市の駅 (depot). 上にポインタを乗せると、供給している物資と需要のある物資、町で変換可能な物資が表示されます。
ルートの設定方法はレイルロード・タイクーンとおなじ。開始駅を選択し、貨物を選択し、目的駅(あるいは中間地点となる駅)を選択し、その駅における貨物を選択し……という具合い。上のダイアログは貨物を選択中のダイアログで、貨車の下の数字は現在都市で生産されているアイテム数。機関車その1が貨物を(その貨物に対する需要のない)都市Aで下ろし、機関車その2が輸送を引き継ぐ、といった中継も可能です。
貨車は種類によって重量が異なり、たくさんの車両を追加すると、最高速度が減少します。
これもルート設定中の画面。小丸は、資源の積み込みだけが可能な小規模な駅、アネックス (annex) をあらわしています。中央上部のふたつの駅がブラックアウトしているのに注意。始点として選択した駅から到達可能な経路がないため、これら灰色で表示された駅は、目的地として選択できません。
ルート設定中の画面をもう一枚。こんどは始点が異なるので、上のスクリーンショットで始発駅となっていた駅のみがブラックアウトされています。機関車が停車する駅では、その駅で積み込む貨物の一覧を示すミニダイアログが表示されており、ダイアログをクリックすると貨物変更用のダイアログが表示されます。
機関車は、デフォルトでは、その時点で利用可能な最高性能のものが選択されるようになっていますが、ルート設定時、あるいは運行中であっても自由に変更が可能(もちろん、費用はかかります)。マウスホイールを動かすと、採用される機関車がかたかたと切り替わります。

購入してから時間が経過した機関車はメンテナンスコストが上昇してゆくので、年代物の機関車は取り替えたほうが無難。貨物の種類と貨車数に応じて最高速度が変化し、「粘り強さ」に応じて、「旅客向け」「貨物向け」「両用」にあらかじめ分類されていますが、必ずしも分類にしたがって使用する必要はありません。「貨物向け」の機関車で旅客を輸送してももちろんオーケーです。
画面左下のミニマップ上に、現在運行中の機関車を一覧表示する機能あり。項目をクリックすると、その機関車に関する情報が表示されます。全画面を占領するタイプの詳細な一覧表示も可能ですが、たいがいのことはこちらのミニダイアログで処理できます。インタフェイスの出来は抜群に良いと言ってよいでしょう。
ミニマップ上で青く表示されているのはプレイヤーの駅。ゲームにほかの実業家が参加している場合は、彼らの駅や線路の情報も別の色で表示されます。
インタフェイスの出来の良さをしめす別例。一覧上のボタンを押して、一覧を物資の価格一覧に切り替えた場面です。物資はそれぞれ運送価格が異なり、イベントによって価格が変化しますが、もうひとつ、項目にマウスポインタを乗せると、ミニマップ上に、その資源の位置(資源のアイコン)とその資源を必要とする都市(ビックリマーク)が表示されるようになっています。
同様に、産業をクリックしてアクティブ化すると、その産業の原材料や、あるいは生産された製品を必要としている都市のアイコンが、現在位置からの距離を含めて表示され、アイコンをクリックすると、その場所へ即座にジャンプできるようになっています。
ゲーム中に流れたメッセージをあとから参照する機能もあります。フィルターをかけて一部だけ表示することも可能。
以前のシリーズとおなじく、産業を買収することにより、産業があげる利益の一部を回収できます。ただし、Railroads!には、
- 買収できるのは都市の産業のみ
- 買収の際はかならず入札がおこなわれる
という制限があります。入札は全プレイヤーに通知されるので、知らないあいだに自分が使っている産業がほかのプレイヤーに買収されて悔しい思いをすることはもはやありません。入手するつもりがなくても、入札に参加して価格を釣り上げ、ライバルに苦い思いをさせることもできたり。新たな入札が入るたびに制限時間は更新されるので、制限時間間際を狙ったスナイプは不可能です。時計型アイコンの内部の数字が残り時間。価格の下に表示されているのは、現在最高額をつけているプレイヤーの名前です。
また、都市に空きスポットがある場合(各都市のスポットは3つまで)、自力で産業を誘致することもできます。これはワイン醸造所を誘致しているところ。誘致には大量の資金が必要ですが、誘致した産業は最初からプレイヤーの所有物となります。
Sid Meier's Pirates!とおなじく、Railroads!でも、ゲームの終了時に、得点に応じてプレイヤーの引退後の職業が表示されるようになっています。今回は「新聞社の編集員」 目標をほとんど無視していたのがマイナスに作用したみたい。
Railroads!はマルチプレイにも対応しています。これはGameSpyのインターネットロビー。Civ4とは異なり、GameSpyへのログインは求められませんでした。インタフェイスはCiv4のロビーとほぼ同一。時間帯の問題もあるのかもしれませんが、僕が接続したとき、ロビーは閑散としていました。
更新を自動チェックする[Check for Updates]ボタンは、[Multiplayer]の下にありました。いまのところは製品版が最新バージョン。更新は出ていません。
次へ進む
| << Railroads! 今日の感想 | もくじへ戻る | Railroads!のReadmeから:トラブルシューティング >> |
| この章のはじめへ戻る |




















