- ジャンル:
- まんがかんそうぶん
- シリーズ:
- ざっしかんそうぶん, 雑誌感想アーカイブス
- 種類:
- 読みもの
- 最終更新:
- 2006年10月30日 11時59分
- シリアル:
- 2006-10-29-05
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10月25日にVol.1と同時発売された、コミックビームの「特別編集企画」。判型はB5判無線綴じ。流通上は単行本として扱われていますが、厚みや紙質、内容は雑誌に近いです。総ページ数は471頁。総モノクロ。表紙と巻頭は森薫です。
- シャーリー・メディスン / 森薫

「これまでのお話」的な状況説明が7P, 第1話「ダンス」が14P, 幕間2P,第2話「風」が15Pで、全部で38ページ。少女メイドシャーリーとそのご主人ベネット女史の日常に起こる小さな出来事が綴られます。
食糧庫の掃除中に古いレコードを発見したシャーリー。「確か屋根裏に……」と、ベネットさんが記憶を頼りに蓄音機を引っ張り出し、回転盤に乗せてみると……。
曲を聴いているうちに体が動き始めたベネットさん。踊りを知らないというシャーリーに、手取り足取りダンスの稽古を。
すぐにコツを飲み込んだ小さなメイドさんといっしょに、楽しそうに踊る女主人。ふと我に帰ったりもするものの、ダンスのステップは止められないのです。(第1話ダンス)森薫は女性の服の装飾とスカートのひらめかせかたに命賭けてるよなー。スカートをひるがえして楽しそうに踊るシャーリーの姿は、たぶんいちばん最初、くるりと回ってメイド服のスカートの広まりに感動していたシャーリーとの対比(あるいは延長線上)なのだと思います。
突然の雨風に慌てるシャーリー。立てつけの悪くなった扉は、いくら力を入れても閉まりません。
大変な一日を過ごしたシャーリー。静かになった外に気がついて、なにげなく窓の外を眺めると……。(第2話風)ナベブタを両手に駆け回るシャーリーが可愛らしい。最後の夜空も印象的でいいなあ。
今回の前日談となるお話は、森薫の初期短編集シャーリーに収録されています。
- シャーリー (Beam comix)
- 森 薫
- ¥ 651
- 発売日: 2003-02 (通常24時間以内に発送)
- 夏の前の帰りの道の / 山名沢湖

モノクロ10P. 夏休み前の終業日。家に持ち帰るさまざまな荷物を抱えて、帰り道を歩く少女の見た幻想。
- もっと もっと…! / 鴇明太郎
美術大学に通う学生さん。絵に打ち込んでいる彼は、いまの自分に行き詰まりを感じています。ある日、彼は、校内ですれ違った眩しい笑顔の女性に目を奪われて……。


視線を引きつけるソリッドな線と、新人とは思えない巧みな画面構成。ストーリーは若さあふれる感じ。四季賞とか長年読んでると、ああまたこんなのかーとか思ったりもするんですが。歳を取るって嫌ですね。
ほかの執筆者は雁須磨子、湯浅ヒトシなど。なにせ量が多いもので、まだ全部に目を通せていません。印象に残った作品があったら、あとで感想を追加します。
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