- ジャンル:
- まんがかんそうぶん
- シリーズ:
- ざっしかんそうぶん, 雑誌感想アーカイブス
- 種類:
- 読みもの
- 最終更新:
- 2006年10月10日 20時33分
- シリアル:
- 2006-08-28-13
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- ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日予告
原作横山光輝、脚本今川泰宏、漫画戸田泰成で来月から連載開始。巻頭カラー44Pです。
戸田泰成と言えば、僕の中では、今は亡き雑誌絶対満足でちっとも抜けないヘンなエロ漫画を描いていた人という印象なのですけど、スクライドのコミカライズ版以降、理屈よりも熱さを優先する作風が一部で強い支持を集めています。そういう意味では、今川泰宏版ジャイアントロボになかなかマッチした人選なのかもしれません。



予告イラストには、国際警察機構のエキスパートとして、草間大作・鉄牛・村雨健二らしき人物の姿が見えています。国際警察機構側にはあとふたり、和装で十手を持ったお姉さんと、凄くひねくれた顔の男性の姿もあり。BF団側の登場人物は基本的にシルエットのみですが、その中にどう見ても衝撃のアルベルトらしき人影が存在するところが、時系列やエピソードの内容を予想するうえで悩ましいところです。
- シグルイ #37 / 原作:南條範夫 漫画:山口貴由
筋肉が力強くもりあがった肉体描写。残虐な場面をねじふせるように描ききる筆力。読者を引き込む印象的な語り口。究極まで突き詰められた武士道が狂気となるように、この漫画では美しさが狂気をはらみ、狂気が美しさを感じさせるレベルにまでに高められています。この内容と表現の不可分な融合こそが、シグルイをシグルイたらしめている魅力のひとつでしょう。

月刊アフタヌーン2006年10月号より、沙村広明の無限の住人。動きが動きのまま描写されています。コマ割りにスピード感があり、読者は空間を組み立てながらひとつひとつのコマを素早く読むことを迫られます。ただ、山口貴由の絵はリアルを志向しているようでいて、その実漫画的に誇張されている。狂気を感じる絵ではあっても狂人の描いた絵ではなく、きちんと漫画のルールに沿った均整があるわけです。それが読者を安心させ、グロテスクな表現があるにもかかわらず先へ読み進ませる力をあたえている。

いっぽう、チャンピオンレッド今月号から。ひとコマひとコマが緊張のなかで静かに進み、一瞬の動きを切り抜いた大ゴマへ繋がっています。沙村広明の無限の住人が動きを動きのまま絵に写し取っているとしたら、山口貴由は動のなかの一瞬を静として切り出しています。沙村広明のやりかたはスピード感ではるかに勝るいっぽう、読者が頭のなかで空間と殺陣を再構成する必要があるために、わかりやすさで劣る部分があるのに対し、ひとコマひとコマ立ち止まる山口貴由の作風には明瞭なわかりやすさがあります。シグルイが持つ極上のけれん味は、このわかりやすさがあってこそ生まれ得たものでしょう。
- 大ヶ浦高校アンビエンツ vol.2 (読み切り) / 山西正則
う……うさぎ獣人……?
ほかの執筆者は吉野弘幸/佐藤健悦、もりしげ、岩原裕二など。
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![チャンピオン RED (レッド) 2006年 10月号 [雑誌] 製品画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61NK5YYHJWL._SL160_.jpg)