『ウルトラジャンプ』2006年11月号を買いました

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ジャンル:
まんがかんそうぶん
シリーズ:
ざっしかんそうぶん, 雑誌感想アーカイブス
種類:
読みもの
最終更新:
2006年10月19日 18時42分
シリアル:
2006-10-19-06

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  • 集英社(2006-10-19)
  • マーケットプレイスの価格:¥ 1,180より
  • マーケットプレイスに中古商品の出品があります

表紙は今井神、巻頭は荒木飛呂彦。巻頭に、三輪士郎によるDOGSの折り込みカラーピンナップあり。付録として、今井神による読み切り32Pの短編、NEEDLESS ホラーハウスが収録された小冊子が付属しています。

  • スティール・ボール・ラン #19 / 荒木飛呂彦
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    第2部でツェペリ一族の血縁関係が問題とされた頃、僕はまだ疑うことをしらない純朴な少年で、単行本にお詫びとして掲載された「『ジョジョの奇妙な冒険』は綿密に計算された物語ですが……」という文章(うろおぼえですが)をそのまま真に受けていました。「そうだよなあ。ジョジョは綿密に計算された物語だよなあ」と深く感銘を受けて、「こんな綿密に計算されたお話にも間違いってあるんだなあ」と逆に感心したりしていたくらいです。対エシディシ戦の毛糸のトリックあたりで、「こんなのホントに可能かなあ」と頭の隅っこでほのかに思ったりはしたものの、それでも「やっぱりジョジョはすげえ!」と素直に感心していました。最初に「えーっ!? これ絶対計算じゃないよ!!」と気がついたのは、それまでの伏線をかなぐり捨ててカーズ様が本性を明らかにした回だったと思う。あれはまったく電撃に打たれたような体験でした。

    ジョジョでは、その後も、「これ絶対計算じゃなくて今考えたよね!」的な展開が多出するわけですが、にもかかわらずそれが許されたのは、展開に、理屈による反駁を考えるよりも前にこの先へ読み進みたいと読者に思わせるような勢いと力があったからです。第3部第4部と進むうちに「今考えたよね!」度が上がってきて、かわりに綿密な計算度が減少してゆくのが、中期以降のジョジョが持つ問題点で、僕が第4部を好きな理由のひとつは、この即興と計算がぎりぎりの危ういバランスでみごとに結実している点にあるのですけど(いっぽう、5部以降は即興が勝ちすぎていると思う)、今回の展開にはしてやられました。「これ絶対今考えたよね!」とは思うんですが、それにしてもカーズ様以来の衝撃というか。先月のラストの段階ではジャイロが結構余裕ありそうなことを言っていたから、まさかここまで追い込まれるとは思ってなかったなあ。ジョニィのパワーアップは想定の範囲内だったけど、もっとあっさりしたものになるのかと思っていました。こんなに濃厚に来るとは。ストーリーテラーとしての荒木飛呂彦の凄味を肌で体感できる回です。

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    先生! 先生じゃないですか!?

    スティール・ボール・ランは9月に単行本9巻が発売されています。

  • 銃夢 Last Order / 木城ゆきと
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    アガ・ムバディ vs ピングの電脳戦。〆切とは漫画家と作品を切り分ける帝王切開であり、完璧な羊水の夢を制限と欠点を備えた現実に変換させる装置であって、それゆえに漫画家は〆切を憎みながらも、〆切無しでは生きてゆけないのでありましょう。(注:このコメントは5秒で考えました)

  • R1っ8 / なにわ小吉

    モノクロ22Pのギャグ読み切り。山奥で禁欲生活を送っていた男の子が、ゴールにいる恥ずかしい格好をした女の子をゲットするために、立体型のヘンな迷路に挑むお話。なにわ小吉の名前を見たのはひさしぶりのような。今はこういう絵柄みたい。

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ほかの執筆者は大暮維人倉田英之/okama萩原一至うたたねひろゆきなど。読み切りで崔ミルタイムマーセナリー後編と石田カスタ超合金デート濱本隆輔SeaSirSunが掲載。皇国の守護者GRANDEEK ReeLは休載です。



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