最優先事項学習(『アフタヌーン』2003年12月号)

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【こんなのどうでしょう?】ヨーロッパユニバーサリス ローマ【完全日本語版】
ジャンル:
まんがかんそうぶん
シリーズ:
ざっしかんそうぶん, 雑誌感想アーカイブス
種類:
読みもの
最終更新:
2006年10月10日 19時16分
シリアル:
2003-10-25-05

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実にひさしぶりに週刊少年ジャンプを手にとって、最近たまに噂にでてくる『武装練金』ってどんな漫画なんだろう? と思いながら読みすすめてみたらタイミングよく休載だったという。

アフタヌーン12月号の話を。

  • ラブやん

    えらくスモールサイズなトランプだ。

  • げんしけん

    ははあ。先月はこの展開の布石かあ。

    カメラ目線の大野さん連発がいかにも狙いすましてるなあと。咲ちゃんコスプレ披露場面の斑目の表情とコマ位置が恋に目覚めた男目線なのにはやっぱりそっち方向に話を持ってゆくのかーと思いつつも笑ってしまったのは何故でしょう。だってハンサムになっちゃうんだもんなあ。笑うよ、あれは。

  • 蟲師

    見開きカラーの多彩さと色の濃さが、いままで闇の世界に生きてきた少女がはじめて目にする色とりどりの世界の美しさと真夏の生気を感じさせて良いなあと思いました。

    目をつぶったままの大人の女性・目の見えない子供・目の見える少女という同一人物の三態をどう描きわけるか、一態だけを連続して描くときはどうバリエーションをつけるかというところにすごく苦心していて、やはりこの人は生半には描いていないなあと。物語を絵でどう表現するか、心象を線や色のなかにどうにじませるかということを、自分の筋肉や神経に身体的感覚として染み込ませることで成長していっている人という感じがするのです。

    すべてを悟りきって静かに座っている女性の姿がえらく怖い。これが怖すぎて、「目が飛び出る」シーンの絵面的な怖さがかすんでしまっている。あのコマで飛び出る眼球を描いてしまったのは表現が直截すぎてどうかとも思うのですが、描かないで綺麗な女性が顔をおおっているだけだと、「美しさの象徴」であるところの眼球を失った女の人が嘆いているだけに見えて、なんというか、悲劇的に決まりすぎてしまうのですね。眼球のグロっぽさが追加されることで、読者の視点を引きつけるポイントが「散った」感じがあるので、まあこれもありなのかなあ。

    「手の届かない決められた事」というのは、ギンコのこれからにもかかわりのある言葉なんですかねえ?

  • むげにん

    次は首斬りの人が医者役をやるのかなー。

  • 爆音列島

    ユーコは徹底的にやる気のあるテコちゃんですね。

  • アコニー

    ありゃ。アコニーの内面を描いてしまうのか。

  • ダンダラ

    死に様が綺麗ならなにをやっても許されるのかー、ふーん、というふうにしか読めないのは、ワタクシが新撰組を嫌いだからなのでしょう。

  • 犬姫様

    これは前準備なのかなあ。ここを乗り越えると作者の人のやりたいことが見えてくるのかなあ。よくわからん。先のほうになにかちょっとありそうな気がしなくもないけど。

    「大感謝!」のアオリは「犬感謝!」にしておけばよかったのに、と思いますた。

  • リトル・フォレスト

    なんだかキッコちゃんが美人に。(というか別人のような)

  • おおきく振りかぶって

    マネージャー投入というセオリーどおりの配球。なんだか添え物っぽいキャラだけど、マネージャーだからいいのか、な。阿部君は阿部君で屈折してますよという話を二話ではやばやと投入するあたり、この漫画はやはり人物群像を絡ませながらもメインは常に野球であるということなのでしょうかね。

    モモカンの話は面白いのだけど、三白眼先生の脳内ホルモン講座は長すぎてちょっと引くなあ。肝心の食事の場面で食物がうまそうに見えないのもしみじみと切ない。作者が努力しているのがわかるだけに。

    しかし阿部君の手を握って「わかる!」と言いきってしまうモモカンはすごい。ひぐちアサのマンガにはいままで登場しなかった、作者が登場させてこなかった突破力のあるキャラだ。こんなこと言われたら男は負けますよ。そりゃあねえ。ひぐちアサはふっ切れたなあ。

  • なるたる

    僕は鬼頭莫宏の使ってくるユングっぽい心理モデル(エレクトラ・コンプレックスとか)等の道具立てや「メルヘン」という言葉遣いがまったく好きではなくて、『ヴァンデミエールの翼』のように懐古的な仮想世界上でやるならともかく、現代世界にそういう道具立てを持ってきて話をつくるのは無理があるだろうと読みながらずっと思っていたのですけど、この作者の「一挙二話公開」のようなことを頻繁にやってストーリーをどんどん先に進めてゆこうとする姿勢には感心もしていたのです。連載当初のアフタヌーンには、人気に乗っかってストーリーを進展させないままだらだらしている作品がいくつかあったので、鬼頭莫宏はその点で目立っていた。その人がこういう終わらせかたを選んだというのが、解せないのです。

    『なるたる』の連載は98年にはじまったから、これは『新世紀エヴァンゲリオン』以降です。いまでも語り草になるくだんのエヴァ・ブームを乗り越えて現われ、現在まで続いてきた作品であるわけです。オチを考える時間は十分にあったはずなのに、なんでわざわざ、エヴァ以降ちょっとでも有名になった作品にかならず投げかけられる、「エヴァのパクリ」という蔑称を地でゆくような終わりかたをしてしまったのか、そこが全然理解できない。登場人物の大多数がほとんど意味も与えられないままに死んで、世界が取りこまれて再生されて、異界のような海岸に人物が二人だけ残って──、って、本当にそのまんまなんだもんなあ。これが予定どおりの展開というなら、いままで長々と続けてきたのはなんだったんだろう、という気持ちになってしまうのです。作者になにか思惑があったとしても、これはもったいなさすぎる。

    アニメは未見なのだけど、あっちもおんなじ終わりかただったのかなあ。アニメの終了にあわせて急いだから、展開に無理がでた、ということなのかしら??

  • 僕がブルマで学校に

    エロい十円安。

    一枚300円は安すぎるな。

漆原友紀のサイン会が26日に渋谷で開催。一般的にサイン会というものがどのような形式で行なわれるのかまったく知らないのですけど、これは参加者以外の人からも見える場所でやるものなんでしょうか。見える場所でやるならちょっくら覗きにいってみようかなあとも思ったり。まあ天気次第、かな。

ところで雑誌は違うけれども、『よつばと!』の今月のケーキの話は非常に素晴らしいと思いました。心技体がびしっと揃った見事な一本という感じで、あれは実にマーベラスだ。


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