- ジャンル:
- まんがかんそうぶん
- シリーズ:
- あにめかんそうぶん, ざっしかんそうぶん, 雑誌感想アーカイブス
- 種類:
- 読みもの
- 最終更新:
- 2006年10月10日 19時16分
- シリアル:
- 2003-09-25-02
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日本テレビで深夜に放映されていた『まっすぐにいこう。』を録画したものをちょろちょろと見てます。こういう動物ものを見ると、動物の持ってる知識の恣意性が気になるなあ。「なんで動物がこんなこと知ってるの?」とか、「なんであれは知ってるのにこれは知らないの?」とか。
もうひとつ、主人公であるマメタロウが、ものすごく単純にデフォルメされた姿で描かれるのもすごく気になります。あの表現の多用はどういう精神の上に成り立っているのだろう。ペットは生活を飾るわき役で、主眼は「可愛いペットを飼っているわたし」にあるということなのかなあ、とか、それともあの表現ゆえにマメタロウは主役としての魅力を獲得したのだろうか、とか、『ちびまる子ちゃん』の顔に縦線を入れる表現と同じような感覚で使用されているのかな、とかいろいろ考えたのですが、原作を読んでいないせいかいまいち感覚がつかめません。まー幼いころに『銀牙 流れ星 銀』の赤カブト編をなんの疑問も持たずにわくわくしながら読んでいた脛にキズもつ身としては、こういう動物もののリアリティに関してはあまり強いことは言えないのではありますが。
『ボンバーマン ジェッターズ』は最後までマイティが死んだままなのがすげーと思いました。これは一種のトラウマアニメとして、本来の視聴者層である子供の人たちが大人になって以降も長く語り継がれるような気がする。ゼロはマイティの死という呪縛からみんなを解き放ったのだなあ。
アフタヌーン11月号の話を。
- げんしけん
ジグソーパズルに集中力を削がれる。
なんだろう? この展開は。
- TOKKO
キリスト教の神学者が錬金術師と手を組むものだろうかとか、なんでそれが日本の町田に出てくるんだとか、ドゥルジはペルシャじゃねーかとか、おまけに梵字かよとか。
世界観に関して言うと、たとえば『孔雀王』だって相当好き勝手やっていたけれど、エピソード単位で設定を完結させてつじつまをあわせようとする気持ちはあったと思う。でもこの作品ははじめから整合性を取ろうとしていない。拝借元にはなんの興味もなく理解もしないままに、格好よさそうな記号だけを借りてきて詰め込んでみた、という感じ。
こういうのは見た目は派手だけど、創作の世界を作るスタンスとしては格好よくないと思う。『もっけ』などは見かけはもうどうしようもなく地味だけれど、統一され限定された世界の中で方向性や有りようを模索する姿勢は、『TOKKYO』とは比べ物にならないくらい格好よいと思うのですよ。
新章病。
- おおきく振りかぶって
はあなるほど、ひぐちアサが野球漫画を描くとこんなんなるのかーという感じ。面白い。
人間関係はいかにもひぐちアサらしく複数の線が錯綜している感じで、これはうまく連載が続けば以前の作品で見られたようなぐじゃぐじゃした展開もやるのかなと思いつつ、今回は百枝監督をスーパーキャラクターとして配置することで、あくまでストーリーの中心線を野球で貫こうとしているのだと読みました。もしかすると彼女は動のスーパーキャラクターで、志賀先生が静のスーパーキャラクターの役割をするのかな。
根性論じゃない頭脳的なスポーツ漫画という路線でもいい線行くんじゃないだろうか、これは。おいらは大武ユキの『我らの流儀』はよくわからなかったけど、これならわかる。
あとは三橋くんは猫キャラなのか? とか、カラーの百枝監督は少女漫画みたいな色付けだなあとか。
- もっけ
モザイクかけなくていいんですかいのう(トーン張ってあるけど)。
ネット上の感想を散見すると続き物だと思っている人もいるみたいですが、たぶん今回の話はこれでおしまいなんだと思います。檜原姉妹のような特別な素質を持っていない人でも、気の迷い時には「見える」ことがあると設定したという点で、今回は『もっけ』の新しい方向を模索した一話なのかもしれません。
- 犬姫様
なんでコンビニやコーラのことを知ってるんだ? と、やっぱり気になってしまう。
考えるに、「動物もの」をやるうえでは、動物の意識の不自然さという問題は避けようもなく登場してしまうものなのでありましょう。逆に言うと、その不自然さをどう説明するか、あるいは道具としてどう利用するかが創作者としての腕の見せどころなんだろうなあ、と思うのでした。
『蟲師』の4巻は10月23日発売。
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