- ジャンル:
- まんがかんそうぶん
- シリーズ:
- あにめかんそうぶん, ざっしかんそうぶん, 雑誌感想アーカイブス
- 種類:
- 読みもの
- 最終更新:
- 2006年10月10日 18時54分
- シリアル:
- 2003-04-24-03
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『ガンパレード・マーチ』が終わってしまいました。
全話にわたって構成や演出のレベルがすごく高くて、特に要素を象徴的に使ったり重ね合わせて対比させたりするテクニックは近年まれに見る水準の高さだったと思うのだけれど、後半ちっちゃくまとまっちゃったなあという感じが一方にあって、そこが「うう〜っ」と歯噛みをしたくなるほど惜しいです。
11、12話の流れはラブコメとしてよくできていたし、あの大団円にもまったくなんの不満もないのですけど、後半幻獣との戦闘はどこへ行ってしまったのか? という思いが小骨のように引っかかってしまう。ああ、戦闘と恋愛をがっしり絡めてクライマックスを作ってくれればワタクシは放送後の深夜に全裸でベランダに出て三跪九叩頭しながら万歳三唱したというのに。もっと話数が多ければよかったのかな。そういう問題じゃない?
ともあれ、毎週ここまで放映日が待ちどおしい作品は実に久しぶりであった、ということは胸を張って宣言しておきたいのです。面白かったぞーー!
で、と。次に更新するときは『ボンバーマン・ジェッターズ』はコンスタントに面白いですね…、と書こうと数週間前から決めていたのですが、今週のボンゴの家族の話はそれほどでもなかったかなあ、とちょっと思ったり。でも安定して面白い。だって金田朋子ですよ。金田朋子なのにあんなに巧いなんて。
新番組では、『カレイドステージ』のストレートにすとんと落ちる感じがよいなあ、と思いました。変にひねられていないのがよい。ライバル役の人が「ライバルだと設定で決まっているからライバルをやっている」のではなく、きちんとした理由や背景があって主人公と対立しているというのは、こういう対立項が類型化され濫用されている現状では逆にすがすがしく新鮮に感じられます。
本来の対象年齢である子供の人はそらに感情移入しながら見るけれど、成長してから思い返すとレイラや団長の言うことにも一理あったんだな、と頷けるつくりになっているのが偉いと思うのですよ。これからどう転ぶんだろう、納得できる「一理」の部分を維持できるんだろうか、という不安はありますけど。
『ワンダバスタイル』は1話を見たときはこれはどういうアニメなんだと呆然としたのですが、話が進むうちにだんだん見方がわかってきました。つまりこの作品はキクちゃんただひとりがヒロインとして屹立していて、そこにおまけとして四人とひと玉がくっついていると捉えればよいのです。その視点で見るとすべてがすっきりする。それでも全編あのテンションというのはやや困惑ものではありますが。
えー。ではアフタヌーン6月号の話を。
- げんしけん
斑目の人間ができている!
つーか田中と大野さんに関しては、そろそろ「お前らデキてんのか! デキてんのか!!」と詰め寄らなければならない頃合いだと、かように考えるわけです。
- EDEN
またか。
- ラブロマ
そーだよなあ。ささいなことだけど一大事なんだよ。その通りだよ。
個々のギャグの落としかたがいいです。ところで食券は発行当日以外でも使えるのでしょうか。
- 蟲師
どうしてもひよこじゃない一本角の人を思い出してしまう…。
この人はどんどん凄くなるなあ。おさまりが良すぎるのが不満なくらいだ。(たぶん悲劇をきれいに描いているのが不満なんだと思います。僕は)
- むげにん
「わあ〜! がりがり」とそれを扱いかねている二人、という構図が別人の漫画のようで大笑いしました。
- るくるく
かわいらしいですね。
- 基本のキホン!
こういう複数の人の気持ちを平行して描いて、それでも最終的には読者を(なんとなくかもしれないけど)納得させてしまうというのはやはりひとつの能力だと思うのですよ。ぐちゃぐちゃに絡まった糸をすーっと抜いてきれいにまとめちゃうみたいな。
今回もうひとつ注目すべきは女性キャラの描きかたです。尻描いたり上乳描いたり下着描いたり胸の透けた服着せたりやたらとバストカットだったりスカートの中が見えそうだったり視線が落ちてくるところに胸があったりコマの縦の中心線に胸があったり集中線の消失点に胸があったり、これはかなり本気で馬鹿な男どもをゲットしに来てます。頬にもトーン張ったりして、表情にも気を使ってるし。この人こういうのもちゃんと描けるんだなあ、とびっくりしました。良いか悪いかは別として。
- 空談師
なんだか戦闘シーンばかり描いて大作指向なのかなあと思っていたら次回最終回ですか。ちゃんと落ちがつくんだろうか。不安だ。
隊長はやりすぎです。クローグを心配しているということはネカマ説も消えるわけで。これは篠房六郎の最後っ屁なのか。
- 降る/積もる
「クラス内にはきわめて厳密な階級制度があって」というのがぴんと来ないのはワタクシが男だからですかねえ。
突き飛ばされて「がしゃあん」のところの大ゴマとか、ところどころハッタリ力が切れてしまっているのが惜しい。
それにしても意味なく咲ちゃんを大ゴマにしたり大野さんが泣くところでコマを大きく切ってみたりするげんしけんとか、なんだか目の描き方が今までと違うEDENの新キャラとか、エロい絵を描くひぐちアサとか、ニップルを曝す隊長とか、これはなにか雑誌全体の傾向としてやばいんでないかなあと考えるのです。藤沢とおるの新連載はシャドウスキルとか神風とかそういう傾向のがまた始まるのかなあという印象だし、『Kiss Girl』はまだやりますかという感じだし。それともフィギュア狙いの客を引き止めておくための色気度強化指令でも出ているのだろうか。
まあ、萌えとかエロで客をつるのもいいけれど、それ以外のもきっちり併置してほしいなあ、と。併置しなくなったら別の雑誌を買うだけだけど。
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