- ジャンル:
- まんがかんそうぶん
- シリーズ:
- あにめかんそうぶん, ざっしかんそうぶん, 雑誌感想アーカイブス
- 種類:
- 読みもの
- 最終更新:
- 2006年10月10日 19時26分
- シリアル:
- 2002-10-24-03
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BS FUJIで放映している『ポンキッキーズ21』や『東京キッズクラブ』には、この手の子供番組には付き物の歌のコーナーがあるのですが、この歌のコーナーに10月から『やきいもの歌』という新曲が登場しました。
キューバのグループ<ロス・コンパドレス>が日本語で歌った曲で、曲調はなんだかもの哀しい南米風。キューバの音楽だからソンとか言う分類なのかなあ? 詳しくないのでよくわかりません。発売が76年だというから、番組のために書かれた曲ではありません。
歌詞は「キューバ人が日本に来て焼き芋屋を見て驚いた」という感じで、まあこういう曲の常で妙ちきりんな訳ですが、それはここでは問題にしません。問題はこの曲にあわせて登場するイラストがどう考えても鬱入っているときの桜玉吉風味であることなのです。
そこで初めて見たときにはあれあれ桜玉吉は知らない間にこんな仕事をしていたのかでもちょっと雰囲気が違うような気もするしそれにあの人今鬱期で仕事休んでるんじゃなかったっけなどと思っていたのですが、調べてみるとやはりこれは桜玉吉の仕事ではないらしいのです。
Googleで検索して、フジテレビのWebページで情報を見つけました。ここによると絵を描いているのは『新進イラストレーターの中谷野乃さん(22)』とあります。このページには画面のキャプチャが2枚掲載されているので目を通してみてください。一枚目の焼芋屋さんはともかく、二枚目のキューバ人と焼き芋が融合した(と言う触れ込みの)キャラクターはもう、人間以外のものに退行したときの桜玉吉にそっくりではありませんか?
そこで今度は『中谷野乃』をキーワードに検索すると、こんなページが引っかかります。エンターブレインが2001年度に主催した『第3回 ファミ通エンタテインメント大賞』の受賞作を発表したページなのですが、ずっと下の方、イラスト部門の1次選考通過者の最後に『中谷野乃』の名前があります。(名前を見つけやすいようにGoogleのキャッシュにリンクを張っています)
この『中谷野乃』がイラストレーターの『中谷野乃』さんと同一人物だとすると、エンターブレイン関係の賞に応募しているということはやはり桜玉吉と関係があるか、それとも強い影響を受けている人物ということになるのでしょうか。そんなことを考えながらシュールな画面を眺めつづける昨今です。いや、機会があったら一度見てみてください。歌詞と画面の融合したシュールっぷりは一見の価値はあります。『だんご三兄弟』や『おさかな天国』みたいに大ヒットするとはとても思えないような曲だけど。
えー、あとはアフタヌーン12月号の感想などを。
ここまでの復習
- 2号連続でフィギュアが本当に付くらしい
海洋堂モノだそうですが。ブツ自体は同じで1月号が色無しで2月号が色付き、なんだそうです。まあなんと申しますか。定価は100円上がる模様。
- 1月号には冬目景が描くらしい
- 2月号からは『蟲師』
- 3月号からは『もっけ』・岩明均と藤沢とおるの新連載
藤沢とおる投入はGTO人気とか週間マガジンからの読者流入とかを当て込んでるんですかねえ。
『蟲師』と『もっけ』は隔月連載。
- 4月号からは『SHADOW SKILL』『ラブやん』『ななはん』
…ということは『ニライカナイ』は3月までには終わるんだろうか。
なんだかすごく変わるんだなあ。んで、今月の感想。
- 爆音列島 /高橋ツトム
昔よくあった暴走族 = かっこいいな話の変形以上になり得るお話なのでしょうか。まだよくわからないけど。危険/アウトロー = かっこいいの代わりに泥だらけで地べたに這いつくばってるのがかっこいいを持ってきて当てはめただけの話だったら嫌だなあ。
- げんしけん
ワタクシは木尾士目が恋愛の話をはじめるとすぐに読む気を無くしてしまうのでありますが。
咲ちゃんがツッコミ武器を常備。斑目が今彼だと思われていたとしたら不憫でなりません。
- リトル・フォレスト /五十嵐大介
『茄子』が終わってこれかあ。アフタヌーンは料理まんがの新しい潮流でも探っているのでありましょうか。
モノクロのタッチのほうが好きかなあ。
- 空談師
アリバイという点から考えると怪しさが際立った人が一人いるわけですが、篠房六郎だからこれはやっぱり引っかけなのかそれとも引っかけと見せかけての直球なのかなどと考えながら読んでいます。
ナエシさんはいいキャラだと思うた。
- ぽちょむきん
…。
‥‥え? 最終回?? ホントに???
な、なんて酷い漫画家なんだ…。
次号予告には『ああっ教祖様っ』の名前がありますなあ。
- 05:35 /山下博行
この人鳥好きなのかな。(…という感想はどうなんだ)
お話をあの部分で終わらせてしまうのはこの作者の生理なんだろうなあ。例えば遠藤裕輝や真鍋昌平だったら二人とも捕まってどろどろに溶かされるところまで描いていたような気がする。どっちがいいかと言われると困りますけど。救いを描くか覚悟を描くかの違いなんでしょうか。
- あおぞら /秋山はる
…別に田舎に帰っても事態が好転するわけではないのだよなあ。お姉ちゃんはやっぱり弟の生活を守るために従兄と関係しつづけることになりそうだし。これは救いを描いてるのか覚悟を描いてるのか。どっちなんだろう。
セックスを感じさせないもにょんとした線の具合いが、男女の仲には行き着かない姉弟という関係にマッチしていてよいですね。
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