『アフタヌーン』2000年10月号

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ジャンル:
まんがかんそうぶん
シリーズ:
ざっしかんそうぶん, 雑誌感想アーカイブス
種類:
読みもの
最終更新:
2006年10月10日 18時31分
シリアル:
2000-08-27-02

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今回一番の注目作はきっと秋山晟天の回廊なのでしょう。んーむ、何とも設定マニアだ。絵は一部…ですが。ユーリスってのはベクトルの向きが異なるだけで長老達と同じ種類の人間なんですね。生き残るために権謀術数を労する人々が描かれているのを見るのは結構好きなんですが、そういう策謀が結局は人間の愚かさに過ぎないと断罪されるだけの作品ならいまさら取り立てて読む価値がないとも思います。この先どういう展開になるか、一応注目。四季賞関連では巻末に岡田謙児ブルーグレー。悪いとは思わないけど、格別良いとも思わない。

遠藤浩輝EDENは今月はちょっと面白かったです。だから権謀術数が好きなんだな、あたしゃあ。北道正幸ぽちょむきん!は今月は一応ギャグマンガでした(凸)。全然盆踊りじゃなかったけど。大西巷一Jokerは絵の迫力が増してきて良い感じ。真面目に描いているようでもあるけど、秘かに(?)所々遊びを入れているようでもあります。一コマ地雷震だし。でも中華であの魔方陣とかあの翼はアリなんでしょうか。外薗昌也犬神は展開がひたすらベタだなあ。

桜玉吉なげやり。女性化はてこ入れなのか悪意のあらわれなのか、それともただの思いつきなのか、いまいちつかみきれないところがいかにも桜玉吉。にしてもドマニアだなぁ。きっとこういうヒトは、ワタクシのようなダメ人間が「ああ、こういう人がいるなら俺なんかまだまだ青いよな。真人間だよな」と免罪符にするために存在するのでしょう。有り難いことです。

小田ひで次クーの世界2。先月の「なに言ってんだよ! 誰だよおまえ!」というセリフでどうなってるんだろうと思ったところに今月のような展開をするのは、「CMの後もまだまだ続くよ」と言っておいて実は全然続かないようなものだと思いました。今回は「クーの世界」がどのような世界なのか明らかになるお話なのかな。小田ひで次は線が良いです。

木村紺神戸在住。「である」調がなくなって全体的に柔らかい感じが増しましたか。私は「である」文章が嫌いなのでこれはとても良い変化だと思いました。頑なさが無くなったと言うか。ちょっと健全ファッション誌みたいな感じでもありますが。コンビニの帰り道に感じた気配は、かつらっちを汚し尽くしたいと願う一部好事家たちの熱い視線に違いありません。くれぐれもお気をつけて。

来月は黒田硫黄の新連載茄子が始まります。気の抜けたタイトル具合いがなんとも黒田硫黄だね。

それと突然関係ない話で恐縮ですが、最近某タイムスリップ漫画が恐くてモーニングが読めません。早く誰かあの漫画を何とかしてください。



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