- ジャンル:
- まんがかんそうぶん
- シリーズ:
- エロまんがかんそうぶん, エロリーダーズ・ダイジェスト
- 種類:
- 成人向け
- 最終更新:
- 2008年04月10日 13時56分
- シリアル:
- 2007-06-14-05
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もう6月も半分過ぎなんとする今頃になって、先月読んだエロ漫画雑誌のなかから印象に残った作品を紹介してみようという、タイミングを逸すること山の如しな企画。毎度のことながら、雑誌の発売日ではなく、5月中に「えろまんがかんそうぶん」で感想を書いた雑誌・作品を対象にしています。
ブルマ
まずは武田弘光のツンデロ─彼女はツンツン+デレ+エロ─。非の打ち所のない、しかし変態的な欲望を隠し持った女の子が、冴えない男子にラブラブ籠絡されるお話。
会長のブカツドウにしろご奉仕♥ナース道にしろ、コミックメガストアH7月号のボクの生徒で新妻でにしろ、この人の作品からは、抑えきれないリビドーを原稿用紙に叩き付けたような熱意や執念みたいなものはあまり感じられないんだけど、おたく男子にとって都合の良い展開を、サービスいっぱい夢いっぱいに詰め込んでいる姿勢は好感が持てます。展開や構図でいかに童貞マインドを刺激するかを職業的に追求している感じが面白い。あとこの人紐衣装好きだよね。
これとほぼ正対照と言っていいんじゃないかと思えるのが、茜しゅうへいの天獄柔軟体操。休日に体育の補習をすることになった女教師が、生徒たちにやられちゃうお話。
この人の絵は流行の「萌え系」からは外れているし、すごくうまいとは言いづらいけど、小綺麗にまとまらない、もわもわっとした臭気を感じるような「汚さ」があります。あか抜けないぶん情念を感じるというか。これは別にこの人だけの特徴じゃなくて、Mujin系の作家にある程度共通する傾向ではありますけど。
あと、猫玄のこずえさんのバレー日記も、バレーボールのネット越しのおっぱいが持つ可能性が追求されていて面白かった。学生ブルマじゃなくてスポーツブルマだし、ブルマ描写はそれほど重視されてなかったけど。西安のぽよよん先生の記録映像における女教師ブルマもなかなか。
余談ですが、猫玄は今月29日に新単行本ツンデレさんが発売されます。西安は5月に最新単行本が発売されたばかり。
参考
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- COMIC MEGA STORE H (コミック メガストア エッチ) 2007年 06月号 [雑誌] / コアマガジン
- MUJIN (ムジン) 2007年 06月号 [雑誌] / ティーアイネット
- コミックペンギンクラブ山賊版 2007年 06月号 [雑誌] / 辰巳出版
- COMIC (コミック) 快楽天 2007年 07月号 [雑誌] / ワニマガジン社
- 『コミックメガストアH』2007年6月号を買いました (2007/5/4)
- 『COMIC Mujin』2007年6月号を買いました (2007/5/9)
- 『ペンギンクラブ山賊版』2007年6月号を買いました (2007/5/17)
- 『COMIC快楽天』2007年7月号を買いました (2007/5/29)
水着
白い誘惑は、みずほ!エクササイズやサマージャンボみずほ!のぼっしぃがまたやってくれたよ!的な意味で称賛を送りたいオールカラー競泳水着作品。肉体にぴったりくっついたり、先走り汁を擦り付けられて部分透けしたりと、生地が薄い競泳水着の特性を生かしきった構成が見事です。
水着ランドセル少女がキャットファイトやイメージプレイを繰り広げる佐々原憂樹のしゃるうぃーげーむ?に、金髪少女とプール掃除でキャッキャウフフするほかまみつりの水玉時間にと、COMIC LOは7月号もあいかわらず水着率高し。とくに、このところ毎月連続でスク水幼女ネタを描き続けているほかまみつりがいつまでこの路線を継続できるのか、ネタ出しチキンレース的な文脈からも注目したいところ。
ぼっしぃは7月に初単行本水着彼女が発売される予定。タイトルに「水着」が含まれているところに期待が高まります。
参考
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- COMIC (コミック) 快楽天 2007年 07月号 [雑誌] / ワニマガジン社
- LO (エルオー) 2007年 07月号 [雑誌] / 茜新社
- 『COMIC快楽天』2007年7月号を買いました (2007/5/29)
- 『COMIC LO』2007年7月号を買いました (2007/5/21)
しわ・ひだ・光沢
僕は個人的に、エロ漫画におけるフェティッシュな表現、とくにトーンを使った衣装の光沢の表現に関しては、いまだにアナログに一日の長があると思っているんですが、そういう意味で今良い感じにエロいのがEB110SS. この人のしわ・ひだ・光沢の表現は、今の日本のエロ漫画界で5本の指に入るエロさだと思う。
小さな師範さまは中国拳法の師範をつとめる幼女様が大人男性たちに別の指導をするお話。チャイナドレスや水着の描きかたがじつにフェチっぽく、わりとノリノリでエッチをする、明るいトーンのお話なのが救われます。いや、この人のTバックはございませんなんて、後味が悪すぎて逆に面白いんですが。
エロ漫画における後味の悪い系のお話は、それはそれでもはやパターンが確立しているうえに、バリエーションがあまり無いのが問題なんですが、Tバックは〜はすごく良くできた後味の悪さを提供していたと思う(構成にやや分かりづらい部分はあったけど)。エロ漫画における視座は、たいてい多くても女性を犯す男性側と犯される女性側の2段階なんですが、このお話はレイヤが3層あるのよね。
参考
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- COMIC (コミック) メガプラス 2007年 06月号 [雑誌] / コアマガジン
- 『COMICメガプラス』Vol.44を買いました (2007/5/11)
ザーメン
ザーメン描写では、ボンデージ風メイド服に身を包んだツンデレツインテール少女が全身どろどろにされる、エレクトさわるのViolet And Sunflowerが光っていたかなと。粘液が鼻ちょうちんや泡をつくる汁描写の濃厚さに関しては、この人はまさに偏執的というか粘質的というか、女教師立花咲希の頃からずっと衰えを見せていませんが、絵的にはずいぶん洗練されてきました。
日焼け・褐色肌
日焼け・褐色肌系の雑誌と言えば、チョベコミの名前を出さないわけにはいきますまい。出てくる女の子がすべてギャル系なのは好みの分かれるところだし、非コンビニ売りの無線綴じ誌と比較するとどうしてもエロ濃度が薄くなりがちという欠点はあるものの、ほぼ全ページが褐色で埋め尽くされた誌面はユニークというかオンリーワンというか、他に類を見ないという表現が実にぴったり。
5月発売のVol.8では、取引先の社長に黒ギャルコスプレを強制された女社員さんが弱みを握られて彼らの奴隷に堕ちる、くれいちろうのぎゃる×サラがわりかし良。詰め込みすぎでひとつひとつの描写があっさりしているきらいはあるものの、足コキに足舐めにと、プレイの業の深さはなかなかです。
寝取られ/ビッチ
春籠漸は昔から乱交作家として定評のある人ですが、秘湯 〜乱れの宿〜はこれまでと毛色が違って面白かった。
春籠漸の乱交ものは、乱倫に汚染された異常識世界へ飲み込まれてゆく人物の視点で描かれることが多く、その人物は大抵の場合女性なんですが、秘湯 〜乱れの宿〜の場合、主人公は男の子で、彼ひとりだけが友人や幼馴染み、そしてまったく知らない男たちすら交えて構成される乱交グループから取り残されています。行く先々で、告白する予定だった女性たちが悪友と交わっている姿を目撃した彼は、最後にたどり着いた幼馴染みの部屋で、彼女こそがグループの主宰であったと知ることに──。
厳密には寝取られじゃないし、胃がキリキリするくらい強度の寝取られが好きな人にはこれでもまだ食い足りないかもしれないけど、この「一人だけ取り残されて絶対に追いつけない感」や「裏切られた感」はわりかし黒くていいと思う。
馬鹿
COMIC RIN連載の私を有明につれてって!。○学生とふたなり同人作家が某神様アニメで有名になった某坂の町でさかってるだけのお話かと思いきや、回が進むにつれてだんだん変になってきました。
連載6回目となる2007年6月号では、「お姉さま方のサークルをわたくしたちで本物の伝説のサークルにするんです!」と決意したふたりの少女が即座におまんこをこすり合わせたり、同人作家が原稿を描きながら○学生を肉欲処理係にする効用を語ったり。絵的にものすごくド派手で狂ったことをやっているわけじゃなくて、ちらっと目にしただけだと普通の少年少女がにこやかに会話しているように見えるのに、読んでみるとどこかおかしくて、読み進めれば読み進めるほど齟齬が増大してゆき、最終的には読者の常識をこなごなに打ち砕くこのカオスな芸風は、まだまだ未来を生きていると言えそうです。
そのほか、お岩さんを萌えキャラ化する道満晴明のだいたい四谷怪談は、なかなかにどうしようもなくてどうしようもなかったです。
あと、まったくの余談ですが、声優界をおおいに震撼させた例の事件が上連雀先生にあたえる余波が非常に気になります。なにか悪いことが起こっていなければ良いのですが。
参考
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(→レビュー)
- 『COMIC RIN』2007年6月号を買いました (2007/5/18)
- 『COMIC快楽天』2007年7月号を買いました (2007/5/29)
ストーリー
関谷あさみのYOUR DOGはいよいよ佳境。少女が、自分が渡したお金にまったく手をつけていなかったことを知った男性は、苛立ちのあまり彼女を責めます。これが最後になるだろうと思いながら、駅で彼女と別れる男性。そのとき、少女が彼を呼び止めて……。
きりりんの水仙の華の沼の淵は、後編だけで58ページという力作。なんらかの原因で精神が入れ替わってしまった兄妹が、互いの想いを知って結ばれるまでの過程が丁寧に描かれています。
お兄ちゃんてば!は、COMIC LO期待の新人のひとり、雨がっぱ少女群の作品。天然ボケの入ったお兄ちゃんのキャラクターを使うことで、少女との行為に対する読者の嫌悪感を取り除く仕組みが良く出来ています。少女の頭身を必要以上にデフォルメして描くことで、小ささと可愛らしさを際立たせる手腕も巧み。
あと、僕は見落としていたんですけど、COMICポプリクラブ6月号に掲載された中年のご令嬢の過剰な愛情が、ネット某所で一時的に非常な人気を博していたらしい。
参考
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(→レビュー)
- COMIC RIN (コミック・リン) 2007年 06月号 [雑誌] / 茜新社
- COMIC (コミック) 少女天国 2007年 07月号 [雑誌] / ヒット出版社
- LO (エルオー) 2007年 07月号 [雑誌] / 茜新社
- 『COMIC RIN』2007年6月号を買いました (2007/5/18)
- 『COMIC少女天国』2007年7月号を買いました (2007/5/20)
- 『COMIC LO』2007年7月号を買いました (2007/5/21)
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