Flagshipが従業員を大量解雇。スタジオを閉鎖

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ジャンル:
Diablos, Game
シリーズ:
種類:
ニュース
最終更新:
2008年07月13日 13時34分
シリアル:
2008-07-13-01
ブックマーク:

Hellgate: Londonの開発元であるFlagship Studiosが、土曜日にスタジオを公式に閉鎖。Flagshipと、HGLのオンラインサービス運営を任されていたPing0のスタッフが大量解雇されました。元従業員の情報によると、従業員全員に30日分の給料を支払うため、Flagshipの経営陣3人は自腹をはたいたとのこと。

「韓国でHGLの運営を担当しているHanbitSoftがHGLの全権利を取得した」というニュースが先に流れたため、情報がやや錯綜していますが、これは、Flagship閉鎖に伴う権利保全の動きが、韓国のゲームサイト経由で誤って伝えられたものと考えられます。(あるいは、流れが逆で、彼らの融資引き上げがスタジオ閉鎖に繋がったのかもしれません)

どちらにせよ、Hanbitが保全したかったのは、資金融資の抵当としてHanbitが知的財産を所有する、Flagshipが開発中だった別の作品、Mythosであることが確実でしょう。HGLの知的財産権は、今年の3月、すでにComerica Bankによる融資の抵当となっているからです。Flagshipは、現在、どちらの作品の知的財産権も保有していません。

HanbitSoftは、Comerica銀行、そして元Flagshipのスタッフの一部と協力して、アジア地域でHGLのサービスを継続するためのコンテンツ作成の方法と、Mythosを完成させるための道を探ってゆく方針であるとしています。6月下旬に日本語版が発売されたばかりの日本国内を含め、その他の地域でHGLのサービスがどうなるのかに関しては、現時点では謎のままです。

BBSでも報告されていますが、スタジオ閉鎖にともない、HGL公式サイトのアカウントページから購読オプションの項目が消滅。すでに有料購読したユーザーは、購読の取消しができない状況に陥っています。


HGLは2007年10月末に北米でリリースされたFlagshipの処女作。Diablo的なハック&スラッシュにFPSの要素を取り入れた作品として注目を集めましたが、ローンチ直後からクラッシュバグや機能不足などの完成度の低さが指摘され、CEOであるBill Roper氏自身が、「あまりにも多くのことを自力でやろうとしすぎた」「あと半年期間があったらとも思うが、我々のような独立デベロッパーには難しい」と、デザインとローンチにおける誤りを認めていました。その後、Flagshipは、大型のコンテンツパッチ2つを含むパッチを精力的にリリースし続け、ゲームの完成度は徐々に改善されていましたが、たびたびスケジュールを遅らせる態度のルーズさも手伝ってか、発売時に押された失敗作の烙印を覆すまでには至っていません。

2008年6月にリリースされたHGL日本語版は、開発当初の予告では、英語版と同時期に発売予定とされていました。しかし、2007年夏、バンダイナムコ運営による日本語公式サイトの更新が停止。発売直前の2007年10月末に、日米同時発売を見送るアナウンスが出されていました。その後、2008年3月に、発売・販売元がEAに変更されることが発表。6月に「完全日本語版」として発売されましたが、サーバは北米用のものをそのまま利用するなど、サービス品質はユーザーを満足させるとは言いがたいものでした。

参考