- ジャンル:
- SimCity & Spore
- シリーズ:
- Spore/スポア情報
- 種類:
- ニュース
- 最終更新:
- 2008年07月09日 11時22分
- シリアル:
- 2008-07-09-02
Spore公式サイトにて、ゲームの開発中、デザインの方向性を検討するために作成されたプロトタイプのひとつが公開されています。
- Play with our Prototypes (Spore.com)
プロトタイプをダウンロードするには、[Download]のリンクの上にある、「利用規約に同意する」のチェックボックスをオンにする必要があります。
公開されたのは、ParticleManという名前のプロトタイプ。大量に存在する粒子 (particles) の間で相互に作用する重力をシミュレートするもので、軌道、星雲・星の形成、パルサーやブラックホールを原因とする粒子の流れのような重力力学を研究するために使われました。
ParticleManには以下の要素が登場します:
- 粒子 (Particles)──相互作用しあう質量の点
- 重力壁 (Gravity Walls)──粒子を引き寄せるか、またははね飛ばす固定の質量の点(等級によって変化。負の値を取り得る)。ユーザーの入力なしに、移動または質量を変化させることはない
- 粒子銃 (Particle Guns)──所定の角度・速度で粒子を打ち出す源
- 重力壁と粒子銃は、z=0 平面の緑の格子上にのみ設置可能
- 等値面 (The Iso Surface)──粒子の位置と質量(場の強さとして働く)から導かれる等値面のジオメトリオブジェクト
物理処理の「粒子間の相互作用」('particle-particle interactions') をオン/オフすると、より規則正しく予測しやすい独立の粒子と、カオス的に相互作用する粒子の違いを観察することができます。
粒子間の相互作用をオフにした場合、粒子銃と重力壁オブジェクトを使うことにより、精巧な粒子の流れを作り出すことができます。
物理を制御して、さまざまな重力シュミレーションを生成しましょう。融合率 (fusion rates) を高くすると、崩壊する星雲における星の誕生をシミュレートできますし、融合率を低くすると、銀河における星の相互作用をシミュレートできます。
Sporeにさまざまなプロトタイプが存在することは、2006年のGDCにて、前年に会場で公開されたバージョンがデモ用に装飾されたプロトタイプであったことを明かす裏話のかたちで公表されていました。このとき、より実態に近いという、原始的な見映えの別のプロトタイプも披露されています。
参考
- GDC 06: Will Wright and Spore (IGN PC)
- [GDC06#13]Electronic Arts開発ディレクターが語る,「Spore」の成功と失敗 (4Gamer.net)
- GDC 2006: ウィル・ライトの「次」はなに? (2006/3/25)