「こう見えてじつはビーズアクセサリー作りが得意」とか「こう見えてじつは料理が得意」とか、最近のりんちゃんさんの扱われ様を見ていると、どうしても落涙を禁じ得ない。なんというか、学級会で黒板の前に立たされたりんちゃんさんを、隣りに立った先生が、「りんちゃんはこう見えてじつはとってもいい子だから、みんなお友達になってあげてね」と弁護しているかのような痛々しい雰囲気が漂っているというかですね……
いまのりんちゃんさんに必要なのは、不人気キャラにお行儀のいい要素をプラスしてみましたみたいな対処療法ではなく、「こう見えてじつはお花よりも毛虫が好き」とか、「こう見えてじつはツツジの花を見かけるたびに反対側からチューチュー吸っている」とか、「こう見えてじつは切った足の爪の臭いを嗅がずにはいられない」とか、そういう方向の意外性ではないのか。僕としても別にりんちゃんさんを心の底から熱愛しているわけではないので、とくに強硬に主張するつもりはないけれど、なんとなく申し述べておきたい。
