カーニバルでケットシーと出会うお話。2期第1話ということで、主要キャラはだいたいが登場していました。
スタッフが同じというだけあって、1期の雰囲気がそのまま踏襲されています。光や陰のつけかたがちょっと細かくなったかも。
あにかん:『ARIA The NATURAL』#3──「その 流星雨の夜に…」
(2006年4月17日)あにかん:『ARIA The NATURAL』#4──「その ネオ・ヴェネツィア色の心は…」
(2006年4月24日)あにかん:『ARIA The NATURAL』#6──「その 鏡にうつる笑顔は…」
(2006年5月8日)あにかん:『ARIA The NATURAL』#7──「その 猫たちの王国へ…」
(2006年5月16日)灯里と藍華がアリア社長を追ってネオ・ヴェネツィアの深部に迷い込み、猫の魔法に惑わされてしまうお話。
今回から夏服。がっちりガードしつつも着替えシーンがあったり無かったり。前回今回と、絵の質がときたま微妙に微妙です。
あにかん:『ARIA The NATURAL』#8──「その ボッコロの日に…」
(2006年5月22日)あにかん:『ARIA The NATURAL』#9──「その 素顔の星たちは…」
(2006年5月30日)あにかん:『ARIA The NATURAL』#10──「その あたたかな街と人々と…」
(2006年6月5日)驚くほど知り合いの多い灯里の謎を探るため、藍華と後輩ちゃんが灯里のあとをつけるお話。水上バスで死体運搬とかそういう感じです。ヒメ社長がひさびさに登場してたり。
あにかん:『ARIA The NATURAL』#11──「その 大切な輝きに…」
(2006年6月12日)暁の兄に指名を受けた灯里が、デリケートな物体を優しく扱うお話。メインは灯里とアリシアさんとアリア社長。灯里が緊急回避するシーンですけど、あのとき船はどう動いたのでしょう。後ろに蹴り出して避けたのかな?
あにかん:『ARIA The NATURAL』#12──「その 逃げ水を追って…」「その 夜光鈴の光は…」
(2006年6月20日)灯里さんが夏の暑さに浮かされるお話と無機物とお友達になるお話の二本立て。風鈴がちりんちりんと鳴りつつ異世界に迷い込むお話を見ると、ついついうる星やつらを思い出してしまったりするオールドタイプな私です。
あにかん:『ARIA The NATURAL』#13──「その でっかい自分ルールを…」
(2006年6月27日)アリス・アテナさん・まあ社長のオレンジぷらねっと組がメインで、影の部分だけを踏んで学校から帰ろうとするアリスちゃんを、ルームメイトを守りつづけてなんとか年のアテナさんが陰から守るお話。アリスちゃんがでっかいいっぱい登場します。なにも人の好意をあんなに無碍にすることもあるまいにと思ったりもするのですけど、そこらへんが子供ってことなんですかのう。「正義の味方ですか? 正義の味方気取りなんですか!?」の下りは可愛くて面白かったです。
第二期って全26話なんですね。13話で終わりと思いこんでいたので、ぜんぜん最終エピソードっぽくない内容にちょっとびびりました。ARIAはわりと好みの作品なんですけど、絵の不安定さを見ていると、今回も13話くらいでコンパクトにまとめていた方が良かったような気もするなあ。
あにかん:『ARIA The NATURAL』#14──「その いちばん新しい想い出に…」
(2006年7月4日)灯里がアリア・カンパニーの彩色パリーナをデザインするお話。海面に突き出ている棒のことをパリーナと呼ぶのだそうです。妙齢の女性が先端の尖った太い棒の表面を刷毛で丹念に撫でさすったりとかそういう感じで、アリア・カンパニーの三人がメイン。グランマも登場します。
1話通しての質が安定せず、部分部分に不安定な絵が混ざるのがアニメ版ARIAの欠点なんですかね。今回は冒頭部にちょっと不安な絵があったけれど、全体としては悪くなかった印象。「私の感じるままに…」のあとでアリシアさんに微笑まれて、赤面した灯里の顔面が溶けかけるところとか、アリア社長がジェスチャーゲームに励むところは面白かったです。アリア社長がいろいろ活躍すると楽しくていいなあ。
このエピソードで描かれるのは、止めることのできない時の流れに楔を打ち込んで記念にしようとする試みであるわけですけど、そういう意味では、やがて昨日になってゆく今日を描いた第1期11話、その オレンジの日々を…と対応関係にあるお話なのかもしれません。はかなくてしんみりとしたところから灯里マジックによるひっくり返しが図られるところが今回のポイントでありました。
右画像は原作単行本の最新巻。7月10日発売予定です。
あにかん:『ARIA The NATURAL』#15──「その 広い輪っかの中で…」
(2006年7月10日)あにかん:『ARIA The NATURAL』#16──「その ゴンドラとの別れは…」
(2006年7月18日)タイトル通り、灯里がゴンドラとお別れするお話。今回はキャラ絵の崩れがほとんど目につきません。
- サンバイザーを装着した社長には、あたかも世界を釣りそうな貫禄が
- 手すりからぶら下がる社長
- 逆漕ぎの妙技を見せつける灯里さん
- 灯里さんは誘ってんのかなあ。天然なのかなあ。天然なんだろうなあ
- 「紅茶の湯気が目に……」→ほんま姫屋師弟の発言は侠気に溢れとるで
- 芝生でごろごろする社長
- 惰眠を貪る社長のだらしなさは天下一品だなあ
過去の思い出と現在が交錯しつつ進んでゆくお話。最後のシーンに出てくるパリーナに象徴されるように、これもまた過去を記念するためのひとつの試みなのでしょうね。未来の火星を舞台にしたお話で過去を記念する、という行為は、あるいはいまここにある現在への祝福であるのかもしれません。
今回からエンディング曲とアニメーションがあたらしくなっています。次回は三大妖精の過去話みたい。
あにかん:『ARIA The NATURAL』#17──「その 雨降る夜が明ければ…」
(2006年7月24日)ゴンドラさようなら話の後編。まさかこのエピソードに2話使うとは思っていなかったのでちょっとびっくり。そうか。これに2話使うのがARIAの世界なのか。
- 容器にアリア社長のマークが
- 三つ編みのミニアリシアさん
- フジツボ削りにワックスがけ。これが現実世界の海賊を苦しめたという例のアレか……
- 「ありがとうパーティ」のネーミングに代表される女の子空間の濃密さが、良くも悪くもたまんないなあ。濃度を薄めるため、姫屋師弟のよりいっそうの活躍を期待したい
今回も絵が安定しないなーと思いつつ眺めていたのですけど、エンディングのテロップで原画のところに天野こずえの名前がありました。いままで真面目にチェックしていなかったのですけど、これ恒例ですか? それとも今回だけ? 原作者本人さんなんでしょうか。
右画像は浪漫倶楽部・天野こずえ短編集の8冊セット。しおり11種が付属しています。アマゾンのコミック&ラノベBOXセット商品のひとつです。
あにかん:『ARIA The NATURAL』#18──「その 新しい自分に…」
(2006年8月1日)あにかん:『ARIA The NATURAL』#19──「その 泣き虫さんったら…」「その 乙女心ってば…」
(2006年8月8日)藍華さんがさまざまなものに責任転嫁するミニエピソード2本立て。ツッコミ役の藍華さんがこの様では、アクアの海水がすべて砂糖水に変わるのは時間の問題だと思わずにはいられない、恥ずかしい台詞満載の乙女世界です。我々に残された最後の砦は晃さんだけだと言うのか。
- 大人ぶる藍華さん→寝癖で台無しに
- 背後から近づく死の予兆を肌で感じ取るアリア社長
- のっけから殺される社長
- ホントに風邪だった
- 「ヒマ!」→ベッドの上でごろごろするSD藍華さんが可愛らしい
- 私服の藍華さん
- 「私がいなくても……」→こういう風に日常に持ち込まれた別の視点から世界を眺めるのが、天野こずえ作品の特徴なのですかね。場合によっては感興に繋がることもあるし、恐くなることもあるという
- おめかしを嫌がる姫社長
- 「ボソボソで顔恐い」→そういえばアリスちゃんはこういうキャラなのでした。なんか火の玉まで浮んでるし
- ここでもプリンなのか
- おかめうどんはおっさん臭いのか……
- 慌てまくるアル君。はいはいお幸せに的な
あにかん:『ARIA The NATURAL』#20──「その 影のない招くものは…」
(2006年8月14日)あにかん:『ARIA The NATURAL』#21──「その 銀河鉄道の夜に…」
(2006年8月21日)灯里がケットシーのお招きを受けるお話。鉄道に乗って綺麗ですねわーいと喜ぶ話かと思いきや、こういう捻りでしたか。しかしあの鉄道がアリスちゃんの語った通りの代物であったとすると、灯里さんはちび猫さんにババを押しつけたことになってしまうわけですが……。まあ違うんでしょうね。ケットシーは底知れない存在ではあっても悪ではないみたいだし。
- ほんまアリア社長の寝相のだらしなさは天下一品やで。あいかわらずケツメドまでオープンマインドだし
- 間合いをはかるまぁ社長
- 人形相手に模擬戦を怠らないまぁ社長
- 藍華に呪いを吹き込むアリスちゃん
- 目を光らせる社長
- アリア社長の不思議人脈
- 恋愛話と勘違いされる灯里さん
- メーテル的な正装をする社長
- ホイッスルで整列する猫
- あのまま頭の皮をずるりといかれるんじゃないかとか、首をこきゃっといかれるんじゃないかという疑念を抱きつつ画面を見守る
- ハンコを押されるふたり
あにかん:『ARIA The NATURAL』#22──「その ふしぎワールドで…」「その アクアを守る者よ…」
(2006年8月29日)アリア社長がパラレル世界へ迷い込むお話とリトルあかつきンのお話、ミニエピソードの二本立て。前半戦は社長大活躍。すべての社長ファンにとって永久保存版と言って良い内容です。後半は暁の母ちゃん意外と美人だなーとか思いながら眺めていればいいのだと思う。たぶん。暁兄が美青年だったほうがもっとびっくりでしたが。
- 異世界の話に目を輝かせる社長
- 勇者社長
- 階段の隙間から新しい世界を目指す社長。ことさらにけつめどを誇示
- 男のウンディーネはズボン着用なのか (男でもウンディーネって言うんじゃろか?)
- OPのメロディーが変わっているのはパラレルワールドだから……じゃないよね?
- 「可愛すぎるからだと思っている」←案外ずうずうしい社長
- もみ男はあんまりもみもみしてないと思う
- 暁さんは外見はかわいいけど声がキモいな
- 世界に絶望する社長
- 男同士の友情にショックを受ける社長
- こっちの世界でもやっぱり噛みつかれる社長
- 三大妖精もやっぱり……
- たかいたかいで機嫌を直す社長
- ウッディーさんはあまりにも度を過ぎていると思う
- 甘えん坊の社長
しかし最後の「あらあらうふふ」くらい恐い「あらあらうふふ」はいままで聞いたことがなかったぜ……。
あにかん:『ARIA The NATURAL』#23──「その 海と恋と想いと…」
(2006年9月5日)あにかん:『ARIA The NATURAL』#24──「その 明日のウンディーネに…」
(2006年9月12日)雨合羽と長靴を装備したウサミミ仮面アリア社長のチャーミングさが際立っていた回。ARIAの世界にも、やっぱり陰口をたたく女の子はいるんですね……。性別によって、ショックを受けるか、なにをあたりまえのことをと平然と流すか、反応がわかれそうな気がしたり。
- 「おそーい」の藍華さん
- 「みんなが感じているのよね&hearts」で妙なポーズを決める藍華さん
- 背後から近づく死の予兆を感じ取るアリア社長
- バックして待ち構えるまぁ社長
- 3大妖精の図がキレイ
- ぜんぜん綺麗じゃない新人たちの通り名
- ここで悪口の対象が藍華じゃないってのがひとつの展開の妙ではありますね
- 貰い泣きするアリア社長
- 姫社長の背中でぐったりU字ブリッジを見せるまぁ社長
髪を切ってから、藍華さんの作画がいちども崩れていない気がしてならないのはただの気のせいなのでありましょうか。今回は姫屋師弟がメインのお話ということで、このふたりの絵はきっちり。サブにまわったほかの子は、微妙に崩れる場面があったり無かったり。
『ARIA The NATURAL』#25──「その 出逢いの結晶は…」
(2006年9月19日)三人娘が屋形船で知人を接待するお話。こういうお話を観ると、デジタル導入でいちばんわかりやすい恩恵を受けたアニメの技術は花火と水の表現だなあ、と思うわけです。
- 灯里のゴンドラってほかの二人とサイズが違うんだ。そっか。新調したから?
- 葉っぱを追いかけた社長が冬の制服の脚線美をブロック
- 社長、そのままお彼岸へ行きかける
- 葉っぱで目隠ししてくるくる回転する社長
- 「寝てました!」ときっぱり言いきる後輩ちゃん
- パンをもしゃもしゃ食べる社長
- この三人料理できるの?
- カーテンにはしゃぐ社長
- 藍華さんの新婚夫婦っぷり
- なにげにスルーされてるけど、屋形船って純和風だよね。ネオ・ヴェネツィアのトータルコーディネート的にはどうなんじゃろか (これまでの描写を見るに、ところどころで和風が許容されている感じはあるですが)
- 皿を叩いて分け前を要求する社長
- 三人ともちゃんと料理ができるらしい
- 尻振りダンスを披露する愛ちゃんと社長。やはり社長は自分のセックスアピールがヒップにあることを自覚しているらしい
- アリア社長も「かんぱーい」に声を合わせてるのな
『ARIA The NATURAL』#26──「その 白いやさしい街から…」
(2006年9月28日)最終回。「今の私はあの頃なりたかった私になれているのかな……」と、冬のネオ・ヴェネツィアで灯里とアリシアさんが雪玉を転がすお話。ラブリーに動きまわるアリア社長の姿を拝めるのもこれが最後だと思うと寂しいものがあります。
第1期の頃からところどころに見られた絵の崩れが残念だったARIAシリーズですが、最終回だけあって、今回はくっきりグッドクオリティ。肉まんをはふはふする灯里に肉球間でころころ転がして冷まそうとするアリア社長にと、冒頭から見せつけてくれます。ミニキャラと通常キャラとのバランスもわりとよろしい。手すりの雪を落として歩くアリシアさんや、路地の初雪を踏もうと駆け出すアリシアさんもいいなあ。雪玉に登る社長はおもいきり人々の妨げになっている気がするのですが、その直後に罰が当たっていたからまあいいか。
まったりしすぎて観ていると眠くなるとか、深夜で放送するに当たって欠点がないわけではなかったですが、ほかに類似の作品がないという点で、ARIAは価値のある作品だったと思います。残念だったのは、シリーズ構成的にファンタジー色の強い話が集中してしまった点と、最初に言ったクオリティの変動の激しさくらいでしょうか。機会があれば、またいつか水の惑星でご一緒したいものです。







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