- ジャンル:
- Sid Meier's Game
- シリーズ:
- Civ3戦略情報
- 種類:
- データ/資料
- 最終更新:
- 2005年06月28日 17時04分
- シリアル:
- 2005-06-28-04
CivFanaticsのCivilization III: War Academyから、Ginger_Ale氏によって書かれたCity Placement Guideを翻訳してみます。C3C用に書かれた記事です。
要訳
都市の配置は、ゲームで最も大事な様相のひとつであると同時に、毎回けっしておなじには進まない要素のひとつだ。剣士をスタックさせる、または騎兵隊の登場を待って世界を席捲するなど、おおかたのプレイヤーの軍事戦略は毎回だいたい同じだが、都市配置はまず地形を考える必要があるからだ。難易度やマップのサイズ、勝利条件によっても変わってくる!
願わくはこのガイドがあなたの都市利用の助けになりますように。
配置のパターン
都市配置法の利点と弱点を議論するまえに、配置のパターンを説明する。ここで、C は都市、 x は都市のあいだのタイルをあらわす。
最適都市配置 (Optimal City Placement, OCP)
通常 CxxxxC
- 各都市の目標は、都市圏を重複させず、21タイルすべてを利用することにある。
- 人口を12以上にあげてすべてのタイルを使用するには、病院が必要。
ゆるっと配置 (Loose Placement)
通常 CxxxC
- 都市は14〜16タイルの利用を目標とする。一部重複があってもかまわない。
- 病院は必要ないが、14〜16タイルすべてを利用する場合と、メトロポリスによる恩恵(支援可能なユニット数の増加、等)を得たい場合には、設置してもかまわない。
きっちり配置 (Tight Placement)
通常 CxxC
- 都市は6タイル前後を使用する。重複はあって当たり前。
- 病院は必要ない。
無限都市拡張 (Infinite City Sprawl, ICS)
CxCxC
- 都市は4タイルを使用する。過激なほど重複する。通常、都市の人口は6以上に成長しない。
どのパターンをいつ使うか
各配置法には、それぞれ利益と不利益がある。都市の配置は注意深く、ゲームのほかのファクターも秤にいれたうえで選ぶべきだ。
まず、一般的な情報をいくつか:
- 水が少なくなるほど、陸地は多くなる。陸地が多いということは、都市を配置できる空間がたくさんあるということなので、それだけゆるいやりかたで都市を建設できることになる。逆もまた真。
- 地球齢が若いほど、丘陵と山岳が増える。これらの地形は都市計画を阻害することが予想されるので、漁村を建てるのを忘れないように。(漁村は海以外に食糧生産タイルをほぼ持たない都市。港、図書館、市場を使って海から経済収入をかきあつめる)
- 可能な場合は、河川か真水の横に都市を建設せよ。無料で上水道が手に入る。また、港を建設できるようにするために、海岸線に都市を建設せよ。
- 資源の上に都市を建設すると、資源の食糧ボーナスを入手できない。しかし、専制政治のペナルティを別にすれば、盾/商業ボーナスを失うことはない。
では、各配置法の利点と弱点を見てみよう。
最適都市配置
利点
- ゲーム後半になれば、21スクエアすべてを利用できるようになり、都市は生産の拠点となる。
- 領土が広くなる。
弱点
- すべての都市国境を繋げるには、いくばくかの文化が必要。
- 都市と都市を繋げるために、労働者が改善する必要のあるタイル数が多い。(都市自体も道路としてはたらくので、中間に都市を配置できれば、必要な工程数が少なくてすむ)
- ゲームの半分の期間、プレイヤーは地形の50%しか利用できない。ゲーム後半には100%利用できることから、ゲーム全体での土地の平均利用率は75%になる。──つまり、ゲーム全体を通してみれば、タイルの25%を無駄にしている。
- ゲーム初期の都市数が少ない。つまり、序盤のユニット・商業・盾の生産力が低い。
いつ使うか
- 低難易度。最適都市配置でもAIの都市拡張速度を追い越すことができる。また、低難易度では汚職も低いので、ペナルティが問題になることもない。
- 土地が多い場合。「60%海洋」タイプのマップで、開始地点の近くに敵がいないならば、最適都市配置によって大量の領土を得ることができる。
ゆるっと配置
利点
- 病院があればすぐれた生産レベルを得られるうえに、病院はかならずしも必要ではない。
- 病院の建設前にタイルの大部分を利用できる。
- 国境を繋げるのに、大量の文化は必要ない。
弱点
- 移動力1のユニットでは、道路での移動に1ターン以上必要。
- 「きっちり配置」よりも都市数が少なくなるので、無料支援可能なユニット数など、都市をより多く建設した場合に得られる恩恵を入手できない。(C3Cの共和制では、都市を建設するごとに 2gp のサポート費用を削減でき、最低でも商業が1つ手に入る)
いつ使うか
- 低難易度で、プレイヤーがAIを上回る拡張が可能な場合。または、高難易度で、AIがプレイヤーのそばにいない場合。
- 公衆衛生の技術を入手する予定である場合、この配置はうまく働く。
きっちり配置
利点
- 3タイルしか離れていないので、道路があればどのユニットでも1ターンで都市を移動できる。
- 都市を繋ぐのに文化は必要ない。
- 都市数が多い = ユニットを多く保有できる。軍事勝利に有益。
- 病院が必要ない。
弱点
- 都市人口が12以上に成長しない。
- 都市が利用可能なタイルは9前後。
- ゲーム後半では食糧・商業・生産が苦しい。(だが、この配置法を採用した場合、その前にゲームは終わるだろう)
いつ使うか
- 大量の戦争が予想されるか、または常に戦争をおこなうゲーム。道路があれば1ターンで都市間を移動できるので、都市の防御が簡単。(この配置法では、1ターンで移動が可能な都市が最低でも2つ存在する)
- 高難易度。土地が埋まる前に都市を生産する必要がある場合。AI文明が近くにいて、序盤の戦争を目標とする場合、この配置法は非常に役に立つ。
無限都市拡張
利点
- ユニットのサポート数の高さ。都市数の多さ。
- 人口の高さ。無駄になるタイルがない。
弱点
- 汚職が極めて多い。
- すぐに最適都市数 (OCN) を越えるので、汚職の問題はもっと酷くなる。
- 通常、都市の人口は6または7を越えない。(各都市が利用可能なタイル数は6)
- 生産力が非常に低い。
いつ使うか
- 使い道はほとんどない。