スパイ活動の研究

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ジャンル:
Sid Meier's Game
シリーズ:
Civ3戦略情報
種類:
データ/資料
最終更新:
2004年10月17日 17時08分
シリアル:
2004-10-17-01

CivFanaticsのCivilization III: War Academyから、Oystein氏によって書かれたA Study of Espionage Missionsを翻訳してみます。これはスパイ活動の成功率と費用の計算式を調べた文書です。

費用

パラメータ

  • dist - 目標となった都市または敵首都と、プレイヤー文明の都市のうち、目標都市に距離がもっとも近い都市のあいだの距離
  • pop - 目標都市または敵首都の人口
  • level - 都市の規模。街はレベル1, 都市はレベル2, メトロポリスはレベル3.
  • opp_cult - 相手の文化
  • your_cult - プレイヤーの文化
  • techs - 相手のテクノロジー数
  • units - 相手の総ユニット数
  • shield - 相手が備蓄している盾の数

エディタから見える因数

  • base - ベースコスト
  • mapsize - 幅と高さの平均
  • techrate

計算式

任務ベースコスト計算式
大使館の設立20dist*level + base + pop
都市の調査10dist*level + base * pop
技術を盗む10dist*level + base * techs * techrate / 100
ワールドマップを盗む 1dist*level + base * mapsize
スパイを派遣60dist*level + base
計画書を盗む10dist*level + base * unit
政治宣伝100dist*level + base * pop * (1 + opp_cult/your_cult)
破壊工作10dist*level + base * shield
スパイを摘発する80dist*level + base

「運用コスト」で「慎重に」のオプションを選ぶと費用は3/2に、「安全に」を選ぶと費用は2倍になる。

成功率

大使館の設立と都市の調査

つねに成功する。

スパイを派遣

スパイ経験成功率
一般兵50%
古参兵60%

スパイ派遣に失敗するとフラグが立つ。このフラグが立っているあいだ、スパイを派遣することはできない。ターンごとに、1/3の確率でフラグが消滅する。ほかのスパイ任務に失敗してもフラグは立たない。スパイが任務に失敗して摘発されたターンにスパイを派遣することはできない。

技術を盗む / ワールドマップを盗む / 計画書を盗む / 破壊工作

発見されない確率
即座に慎重に安全に
大使館405565
一般兵607585
古参兵708595
成功する確率
即座に慎重に安全に
大使館324452
一般兵486068
古参兵566876

スパイを摘発する

上とおなじ確率だが、敵がスパイを潜入させていない場合は常に失敗する。

政治宣伝

政治宣伝が敵に発見されることはない。

市民ひとりが変心する確率は、

spy + government + culture - 5 * units - improvement - capital

という式で表わされる。ここで:
spy - 古参兵のスパイだと10, 一般兵だと0
improvement - 都市に裁判所がある場合は20, 無い場合は0
capital - 首都であれば40, それ以外は0
units - 都市に駐留しているユニットの数

をあらわす。

governmentcultureの因数はエディタから確認することができる。

政治体制による修正
無政府状態専制政治君主制共産主義共和制民主主義ファシズム封建制
無政府状態00000[ 0]00
専制政治150-10-15-20[-30]00
君主制20150-5-10[-25]00
共産主義252050-10[-20]00
共和制30251080[ -5]00
民主主義353020105[ 0]00
ファシズム00-5-20-10[-10]00
封建制20150-10-10[-20]-250

民主主義はプロパガンダに対して耐性を持つはずだが、なぜか民主主義に対しても修正値が設定されている。入っている理由はわからないが、面白いのでいっしょに載せておいた。

文化による修正
文化の差因数
歯牙にもかけない (disdainful)3
軽蔑している (dismissive)5
感銘を受けない (unimpressive)10
感銘を受けている (impressed by)20
称賛している (admirers of)25
畏敬の念を持つ (in awe of)30

最低で 3/4 の市民が変心した場合、その都市は文化転向する。つまり、人口が 4n である都市は、人口が 4n - 1, 場合によっては人口が 4n - 2 の都市よりも文化転向が起こりやすいことになる。市民1人を変心させる確率が 1/3 よりも高いなら、人口4の都市のほうが人口2の都市よりも文化転向しやすい。

都市転向に失敗した場合、変心した市民は混乱を来たし、変心した市民1人につき不幸な市民が1人生まれる。混乱した市民の数は、ターンごとに1人づつ減少する。混乱した市民の数は累積されない。すでに混乱した市民が存在する都市にプロパガンダをおこなった場合、不幸な市民数は今回のチェックで変心した市民の数まで上昇するか、元のままにとどまる。

以前プロパガンダをおこなったことがあるか否かは、文化転向の確率に影響しない。