- ジャンル:
- Big Huge Games
- シリーズ:
- RoN 戦略情報
- 種類:
- データ/資料
- 最終更新:
- 2004年07月16日 14時27分
- シリアル:
- 2004-07-16-07
Out4Blood's Rise of Nations Strategyにて、El_Capitan氏が民族固有戦略 (Nation Specific Strategies, NSS) に対抗する手段として、いかに対戦相手に望まない選択を強いるかという手法について考察しています。
要訳
民族固有戦略は、プレイヤーが最小の抵抗で効率的にゲームに勝利することを可能にする。これらの戦略に対抗するには、対戦相手に、相手が望まない選択を強いる必要がある。大部分の民族固有戦略は、敵に相手に望まない選択を強いることを目標としている。つまり、相手の最初の動きにゲームが始まる前にカウンターをあてるのが民族固有戦略なのだ。民族固有戦略は基本的には建設順のガイドラインなので、建設順を乱してしまえば、民族固有戦略の効率は低くなる。
たとえば、対戦相手がこちらに酔いどれ戦略(太古に重歩兵を一体だけ送って市民に嫌がらせをする)を仕掛けてきたとしよう。このとき、相手の狙いはこちらに兵舎と徒歩射手を生産させて、つづく早期古代奇襲 (Fast Classical Raid) への対応を遅らせることにある。これはうまくゆく場合もあるしうまくゆかない場合もあるだろうが、どちらにせよこちらは数手先まで先回りして考える必要がある。というのは、こちらはスタートが遅くなったので、敵は早期古代奇襲ができなければそのまま高度成長をかけようとするだろうし、もし早期古代奇襲の計画をつづけるつもりなら、来襲するのはそれほど早くないことが予想できるからだ。
ゲームの中での──そして歴史を通じて、でもあるが──最大の戦術は、相手を動揺させることだ。これはたとえば、敵の首都に奇襲をかけながら、同時に敵の第2都市を強襲 (assault) するたぐいのことだ。敵はふたつの状況に(しかもより重要なほうを優先して)対処しなければならない。
非常に使い勝手のよい別の例としては二面攻撃 (two-pronged attack) がある。古代初期から中世のあいだのどこかで重歩兵6体を生産し(中世であれば投石機数体を追加)、この軍勢に将軍をつけて、敵国境の側面を見つからないように移動させる。同時に小規模の陽動部隊を生産して敵の第2・第3都市を攻撃させ、撤退させる。おそらく数で負けるだろうが、こちらはそれでよい。
敵の第2・第3都市を攻撃している間に、重歩兵と投石機隊で敵の首都を撃ち、首都陥落ボーナスを得るまで生き延びて、伐採所・鉱山・図書館や畑を荒らしながら撤退する。これで大規模な軍勢を生産できるだけの資源が手に入るので、軍勢を増強して第2・第3都市への攻撃を継続する。敵は首都を守るために軍勢を首都へ戻す必要があり、しかもこちらは敵の第2または第3都市をほとんど労せずして入手できる。
この種の努力のために使用できる戦略はたくさんあり、しかもこちらが望まない選択を強いられた場合に、逆に強いて相手に望まない戦略を取らせるために非常に役立ってくれる。あらゆる攻撃にはカウンターがあり、あらゆるカウンターには逃げ道があるのだ。
RoN Universeに、これらの手法を使ったゲーム記録が投稿されています。