- ジャンル:
- Big Huge Games
- シリーズ:
- RoN Info Digest
- 種類:
- データ/資料
- 最終更新:
- 2005年09月07日 20時33分
- シリアル:
- 2004-04-07-06
概要
Thrones and PatriotsはRoNの拡張パック。北米では4月27日に発売予定。価格は$29.99を予定。日本語版は皇帝と革命軍というタイトルで発売は6月11日を予定。価格は税抜き5,800円。
新民族
Thrones and Patriotsでは、特徴のある民族が6つ追加される。
アメリカ民族 (the Americans)
革新の力 (Power of Innovation)
- 科学1を保有して開始。
- 学問所 (University) を建設するたびに無料で学者1体を得る。
- 政治体制 (Government) を無料で入手できる。
- 建設する最初の偉大な建造物 (wonder) は、それが宇宙計画か超衝突型加速器でないかぎり一瞬で建設が完了する。
世界征服キャンペーンでは、この能力は「不思議を建設できるボーナスカードを保有した状態でゲームを開始」に置き換えられる。
- 兵舎系ユニットのアップグレードが25%安価。
- 斥候以外の兵舎系ユニットは、駐留していないかぎり食糧・木材・金属・財貨収入にボーナスをもたらす。
- 飛行機と航空母艦のコストが20%安い。
- 近代 (Modern) 以降、航空基地を建設するたびに無料で2体の爆撃機を得る。
固有ユニット
- 大陸海兵/独立海兵 (Continental Marines)
- 海兵隊ライフル銃兵 (Marine Riflemen)
- 海兵隊歩兵 (Marine Infantry)
- 海兵隊突撃歩兵 (Assault Marines)
啓蒙時代から通常の軽歩兵に置き換わる。輸送船に変化した状態で通常の歩兵より耐久力が高く、移動もはやい。陸地では、5秒以上命令が与えられないと自動的に塹壕を掘る。
オランダ民族 (the Dutch)
経済の力 (Power of Commerce)
- 経済1を保有して開始。
- 経済テクノロジーの研究コストが25%削減される。
- 市場と商人2体を保有して開始。
- 知識以外の資源は、100保有するごとに収入にボーナスがつく。このボーナスは商業上限の影響を受けない。
- 船舶のアップグレードが10%安価。
固有ユニット
- 武装商人 (Armed Marchant)
- 武装隊商 (Armed Caravan)
- 武装補給車 (Armed Supply Wagon)
通常ユニットより耐久力に優れ、小規模な攻撃能力を持つ。敵の襲撃を受けにくくなるだけでなく、希少資源の入手も有利になる。
- ブリッグ船 (Brig)
- フライト船 (Fluyt)
- クリッパー船 (Clipper)
中世から啓蒙時代まで通常の軽艦船に置き換わる。通常版より強く、高速で耐久力に優れる。
ペルシャ民族 (the Persians)
儀式の力 (Power of Ceremony)
- 初期食糧に+50%ボーナス。
- 治政 (Civic) 研究が30%削減。
- 二番目の都市も首都としてはたらく。首都勝利をおさめるには両方を占領する必要がある。
- 徴税 (taxation) 系アップグレードを無料で受け取る。
- 隊商が自動生産されてつねに最大数を保有できる。
固有ユニット
- 不死隊 (Immortals)
- Anusiya
- アタナトイ (Athanatoi)
- 火縄不死隊 (Arquebus Immortal)
ルネサンス (gunpowder) まで通常の重歩兵系を置き換える。不死隊系は射程6の距離攻撃ユニット。耐久力・攻撃力・装甲は通常の重歩兵より落ちている。
- 戦闘象 (War Elephant)
- マハウト (Mahout)
- 銃マハウト (Gun Mahout)
- 長筒マハウト (Culverin Mahout)
象ユニットは古代 (Classical) から啓蒙時代まで厩舎で生産可能。産業革命に入ると軽戦車系に合流する。古代の象ユニットは槍兵を背中に乗せており、175 HP・20攻撃力・8 装甲を持つが近接攻撃専用。マハウトは槍兵のほかに射程8の弓兵も乗せており、能力値は180HP・21攻撃力。装甲8はずっと同じ。銃マハウトは185HP・22攻撃力・射程9. 長筒マハウトは190HP・23攻撃力・射程10.
象ユニットは重歩兵に対して強く、建物に対しても適度に優れているが、弓兵や火薬歩兵に対して非常に弱い。
イロコイ民族 (The Iroquois)
森の力 (the Power of the Forest)
- 木材伐採をおこなう市民は、+10木材のほかに+2食糧を収集する
- 兵舎を建設するたびに無料で1体の斥候を得る
- 斥候系のアップグレードを無料で受け取る
- 最初の議会 (Senate) を無料で即座に建設できる
- ひとつ早い時代に政治体制にアクセスできる
- 兵舎系ユニットの耐久力が10%上昇
- 友好領内部で移動・攻撃をおこなわない兵舎系ユニットは自動的に回復する。また、攻撃をおこなうとき以外は姿が見えない
固有ユニット
- Takohs Scout(猫の斥候)
- Akweks Scout(鷹の斥候)
- Okwari Scout(熊の斥候)
通常の斥候よりも高速・頑強。視界が広い。森林の内部を移動できる。
最初の三時代に重装歩兵系の固有ユニットが登場。モホーク槍兵。友好領で通常の重歩兵よりもはやく移動できる。
ラコタ民族 (The Lakota)
平原の力 - The Power of the Plains
- ほかの民族に属さないすべての場所に建物を建設できる
- ラコタの民族境界はほかの民族には見えない
- ラコタは畑や穀倉を必要としない。市民・斥候・騎馬ユニット1体につき、+4の食糧収入がある(ユニットが駐留しているとき以外)
初期の高度成長は難しいが、古代 (Classical) に入って以降は食糧を心配する必要がない。太古 (Ancient) の市民数が多くなるので、古代で金属を採集する際の労働力が増える。
- 距離騎兵系のアップグレードを無料で受け取る
固有ユニット
- Sunka Wakan(シュンカ・ワカン/不思議な犬。馬のこと):古代の距離騎兵
- Eagle Feather Horse(鷲羽騎馬/頭飾騎馬/インディアン騎馬)
- Musket Horse(マスケット騎馬)
- Repeating Rifle Horse(連発ライフル騎馬)
ラコタの固有ユニットは、敵の建物にダメージを与えるたびに略奪ボーナス (plunder) を得ることができる。
インド民族
威厳の力 (Indians - Power of Majesty)
- 建物の建設コストが上昇 ("ramping") しない。
- 偉大な建造物・やぐら・見張り台・とりでの建設コストは通常の半分の割合で上昇する。
- 都市の建設コストは通常の割合で上昇する。
- 都市の経済半径が通常より広い。
- 隊商からの収入に+15ボーナス。
固有ユニット
- 戦闘象 (War Elephant)
- マハウト (Mahout)
- 銃マハウト (Gun Mahout)
- 長筒マハウト (Culverin Mahout)
インドの象ユニットはコストが15%安く、アップグレードを無料で受け取る。
偉大な建造物
空中庭園 (The Hanging Gardens)
- 時代:
- 古代 (Classical)
- コスト:
- 200食糧, 200財貨
- 偉大な建造物ポイント:
- 1
- 効果:
-
- 知識収入に+50ボーナス。
- 穀倉・製材所・製錬所のアップグレードが66%安価になる。
紫禁城 (The Forbidden City)
- 時代:
- 中世
- コスト:
- 300食糧, 300木材
- 偉大な建造物ポイント:
- 2
- 効果:
-
- 通常の都市は +10食糧/+10木材 の収入を持つが、紫禁城は +50食糧/+50木材 の収入をもたらす
- 首都陥落タイマが発動しない。つまり、首都を落とされてもゲームに敗北しない。
紫禁城は都市上限に数えられない。
赤のとりで (The Red Fort)
- 時代:
- ルネサンス (Gunpowder)
- コスト:
- 400金属, 400財貨
- 偉大な建造物ポイント:
- 2
- 効果:
-
- 耐久力・射程・駐留定員数・発生する国境が通常のとりでよりもおおきい。また、航空機からの攻撃にもより耐性がある。
- その他のとりでの耐久力が33%増加し、とりでのアップグレードが無料になる。
- 赤のとりでに駐留したユニットの回復速度が500%上昇する。
政治体制
Thrones and Patriotsでは政治体制 (government) というシステムが追加される。
政治体制を変更するには、まず議会 (Senate) という施設を建設する。議会を建設した都市が首都となる(つまり、議会は首都の変更に使える)。
低位の政治体制の効果は高位の政治体制の効果にスタックする。
政治体制にはそれぞれ愛国者 (Patriots) という特殊な将軍ユニットが存在する。愛国者ユニットは周囲の施設やユニットにボーナスを与える。
政治体制を選択できるのは時代2・4・6. それぞれに2種類の選択肢があるので、可能な組み合わせは全部で8通りになる。政治体制の効果には永続的なものも一時的なものもある。
議会
古代 (Classical Age) に進化すると議会を建設できるようになる。議会は都市範囲 (City Limits) 内部に建設する必要がある。
専制政治 (Despotism)
絶対的な権力を持つひとりの圧制的統治者に支配される政治体制。
- 軍事テクノロジーと兵舎系ユニットが25%安価になる
- 暴君 (Despot):補給・視界・略奪にボーナスを持つ将軍ユニット
君主制 (Monarchy)
世襲制の統治者ひとりに支配される政治体制。
- 厩舎系ユニットが25%安価になり、生産速度もはやくなる。
- 君主 (King):補給・攻城・騎乗戦に利益をあたえる将軍ユニット
民主主義 (Democracy)
全市民による選挙によって統治者が選出され、人民の意志を代表する政治体制。
- 非図書館技術が20%安価になる
- 大統領 (President):生産・建設・回復に恩恵を持つ将軍ユニット
資本主義 (Capitalism)
商品の生産と販売が自由競争市場によって決定される政治体制。
- 500石油と石油収入に+100ボーナス
- CEO:防御・射程・回復に恩恵を持つ将軍ユニット
社会主義 (Socialism)
商品の生産と販売が市場の原理よりも公平性によって決定される政治体制。
- 工場・航空基地・港のユニットが20%安価になり、生産速度もはやくなる。
- 同志 (Comrade):補給・戦闘・同化にボーナスを与える将軍ユニット
共和制 (Republic)
人民の意志を代表することもある(しないこともある)選ばれた代表によって支配される政治体制。
- 商業上限が+50上昇
- 議員 (Senator):回復・買収・建物の防御にボーナスを持つ将軍ユニット
世界征服キャンペーン
- シングルプレイ用の世界征服キャンペーンには特殊ルールが導入されている。
- 領土等を要求・交換できるあたらしい外交オプションは世界征服キャンペーンでのみ使用可能。
- 世界征服キャンペーンでは軍事アドバイザー (military advisor) が登場して戦略を指導してくれるらしい。
- 新外交システムでは貢物 (Tribute) のほか、領土・ボーナスカードや植民地を交換材料にできる。植民地はナポレオンシナリオにのみ登場する、マップ上には存在しない領土。
- 最初、ヒーロー将軍ユニットが死亡するとプレイヤーはキャンペーンに敗北する仕組みになっていた。しかし、テストプレイヤーはこれに納得しなかったので、ヒーロー将軍ユニットはひどく傷つくと戦場から消滅し、次の戦闘で復帰するようにした。
アレキサンダー大王 - 古代
アレキサンダー大王は時代が古代 (Classical) に限定され、ギリシャをベースにしたマケドニアが追加される。アレキサンダー大王がヒーロー将軍 (Hero General) ユニットとして登場する。
ナポレオン - 啓蒙
ナポレオン期のヨーロッパは同盟・恐喝・密約のたぐいが飛び交った時代なので、その雰囲気を外交システムに反映させたかった。このシナリオでは従属国 (vassal state) が登場する。
従属国は他国の支配下にあるが、自国の国境と主体性は保有しつづける。宗主国は従属国に軍隊を置くことができ、従属国の軍隊を使用することもできる。従属国は外交をおこなうことはできず、戦略マップで攻撃を仕掛けることもできない。
キャンペーンの開始時、ナポレオンであるプレイヤーは民族を率いていない。フランス革命総裁政府がプレイヤーに命令を下す。命令には選択性のあるもの(「スペインか北アフリカのどちらかを占領せよ」)と、ないもの(「パリに戻ってベルギーからオーストリア人を追いはらえ」)の二種類がある。領土を6つ占領すると、はれてプレイヤーが民族の全権を掌握する。
植民地はマップに登場しない仮想的な領地で、ターンごとに5年貢を産するほか、希少資源・不思議を持つこともある。
キャンペーンでは「平和を守れ」("Keeping the Peace") という、外敵と農民の反乱を同時に食い止めるタイプの戦術シナリオや、「ゲリラ戦」("Guerrila warfare") という、敵に正面から向き合うのを避けながら敵国に侵入・離脱し、敵の作業を妨げ市民を殺すのを目的とするシナリオもある。
近衛兵 (Imperial Guard) という軽歩兵系の固有ユニットが登場する。これは通常のフュージリア銃兵 (Fusilier) を置き換えず、二種類を同時に生産できる。
ロディ・アウステルリッツ・ヴァーグラム等が戦場として登場。
劣勢になって降伏 (resign) するとエルバ島に流され、フランスに戻ってみると状況が一転していたりするらしい。
新世界 - ルネッサンス (Gunpowder)・啓蒙
新世界シナリオでは民族ごとに固有の勝利条件や、利益・不利益の追加がおこなわれた。欧州民族は多量の貢物を集め、ネイティブアメリカンを滅ぼし、欧州の実力者にならなくてはならない。ネイティブアメリカンは欧州民族を追い出し、最大のネイティブ勢力になるのが目標。啓蒙時代に入るまで、欧州民族は人口上限が極めて低く、ネイティブ側は銃器を生産できない。
アメリカは最初イギリスに支配される形でマップに登場する。アメリカとして勝利するには、独立を宣言して欧州民族をすべて追い出し、北アメリカをくまなく支配する必要がある。
冷戦 - 近代 (Modern)・現代 (Information)
冷戦シナリオは、中国・ソビエト・北朝鮮が南朝鮮に侵攻するところからはじまる。
アメリカ側で冷戦キャンペーンをプレイする場合、NATO加盟国の領土の強さが3以下でだと、その国は共産側に寝返る可能性がある。
冷戦シナリオでは主要な立役者が直接戦闘をまじえずに争う。核兵器・スパイ行為が登場。経済的勝利・核競争による勝利等、複数の勝利条件がある。
超大国の代理戦争を表現するため、ナポレオン期の従属国に似た依存国 (client state) が登場。小国を直接侵略するかわり、大国は治安活動 (police action) をおこなう。治安活動で勝利すると小国は大国の依存国となる。依存国は外交活動によっても獲得できる。
その他の変更
- ヘリコプターの戦車に対するカウンター能力が減少する。
- 機関銃兵はほかの兵舎系ユニットとはべつの傾斜コストグループに属するようになった。つまり、ほかの兵舎系ユニットを生産しても機関銃兵のコストは上昇せず、逆もまた真となる。
- レートの近いプレイヤーどうしが選択されるようにマッチングの方法に改良が加えられる。
- チーム対抗レート戦が復活。友達をレート戦にチーム仲間として招待できるようになる。
- ジャングル・早秋・秋・晩秋の地形セットが追加。
- ローマ民族は太古または古代 (classical) に無料で軍事技術を入手できる。砦の建設速度が上昇し、とりでのアップグレードも無料になる。
- ロシアは治政1を保有して開始。自民族の施設が破壊されるときに略奪ボーナス (plunder) を得る。(敵は略奪ボーナスを入手できない)
- イギリスの大弓兵系はより効果的になり、兵舎の完成時に無料で一体出現する。波止場の完成時に漁船を1隻無料で得る。
- スペインはが廃墟から入手できる資源と、保有する科学技術によって廃墟資源に加えられるボーナスがが減少する。斥候の視界ボーナスがなくなった。テルシオの能力が減少。
- マヤは建設速度がやや低下し、建物の耐久力も現象。木材ボーナスもやや切り詰められた。
- スパイは巡航ミサイルを標的に誘導する能力を持つようになる。
- 図書館パネルが画面上部に表示されて研究がやりやすくなっている。